無料ブログはココログ

モデルカー イベント

2024年3月 2日 (土)

2024 オートモデラーの集いin横浜

今日は日産エンジンミュージアムで開催された「オートモデラーの集いin横浜」に参加しました。
Photo_20240303010001Photo_20240303010002Photo_20240303010101
会場内には20台あまりの展示台が並べられ、多種多様なモデルカーがずらりと並びました。
先日のホビーフォーラムから日数が経っていないので、私はようやく完成させたロスマンズ・ポルシェなどでお茶を濁しましたが、クラブのメンバーは新作を持ち寄りました。
240rs1 S1102 S1104 S1106
まずは三重県伊勢市から遠征されたKさんの240RSとS110シルビアのサファリ仕様です。日産ミュージアムでのイベントに合わせて2台を仕上げて来られましたが、どちらも車幅詰めなどの大加工を施してプロポーションを整え、自作パーツ&デカール満載の素晴らしい作品でした。
Delta2 Delta3
’3Dの魔術師’KENさんは、スーパーデルタのフロント・セクション&エンジンを今朝出力して持ち込まれました。その拘りのクオリティには正に驚くばかりです。
306-maxi2 Ds3_20240303011501
カッコいいマットカラーの306マキシとローブ特別仕様のDS3は、メグさんの作品です。DS3、本来なら私が作らないといけないモデルですね・・・
Sunny-pickup-grb1 911-flat-noze
超マニアックなラリー車が得意のTさんは、サニートラックのグループB仕様とフジミのエンスージアスト・モデルを組んだ911フラット・ノーズを展示されました。
Stratos2 037escort-mk
そして所用で参加の遅れたYさんが、最新作のストラトスや037ラリー、エスコートRS1800を持ち込まれました。ハセガワのストラトスと私の作ったレーシング43のストラトスを並べてみましたが、プローポーションは大差無い気がしました。
Photo_20240303012701 Photo_20240303012801 2_20240303012801 Sunny-coupewagon
今回は日産の創業90年を記念して、日産車のモデルが多数展示されていました。シーマや歴代スカイライン、フェアレディZなどの往年の名車をはじめとして、かなりマニアックな車種、そして貴重なキットを組んだり加工したモデルなど素晴らしい作品が多数並んでいました。
画像のオースターやスタンザのキットがかつてあったことにはとても驚きました。
Photo_20240303013401 1_20240303013401
そんな中でも特に目を惹いたのは、プレセアとラシーンです。プレセアって確かサニーベースの上級仕様だったと思うのですが、これをモデル化される方がいるとは本当に驚きでした。ベースはインプレッサのキットだそうですが、そのクオリティも驚愕です。
そしてラシーンは、オリジナル・データを作成して3Dプリンターで出力したモデルだそうです。これもインジェクション・キットと見紛う出来で、正にモデルカーの新しい時代を感じさせられる作品でした。
Photo_20240303013402 2_20240303013401
因みにラシーンの作者は、ケンメリのワゴンやエスカルゴ(!)、パオやマーチ・スーパーターボも出展されていました。エスカルゴとパオは3Dプリンター、マーチ・スーパーターボはゴルフのキットがベースだそうです。どれも本当に素晴らしいモデルで、思わず見入ってしまいました。
Mid4 Exa1
その他、市販されなかった事が本当に残念なMID4や様々なボディ・バリエーションが話題となったEXAなど、古き良き時代の日産車のモデルが目を惹きました。
Colt-11001Colt-11002Beltone1I201
日産車以外で気になったのは、フルスクラッチの三菱コルト1100、ストラトス・ゼロなどのベルトーネのコンセプト・モデル、そして最新WRカーなどでした。
Bugatti-t35tc1 Abarth-750-goccia1
展示方法では、私と同じように同じ車をスケール違いで並べているモデラーがいらっしゃいました。ただし、モデルのクオリティは私とは格段に違いますが・・・

「オートモデラーの集いin横浜」、ホビーフォーラムとは違ったモデラーに特化したイベントなので、とても刺激的で楽しい時間を過ごす事が出来ました。主催者の皆様、本当にありがとうございました。




2022年11月 6日 (日)

ホビーフォーラム2022

先々週からホビーフォーラムに向けて、ブログ更新の時間も惜しみながら製作に励んだのですが、例年通り(!)予定の半分も達成しないまま、開催日当日を迎えてしまいました・・・作業能力を過信し、極めて見通しの甘かった自分を大いに反省しております。
Img_1152
何はともあれ、3年振りの横浜大桟橋ホールに早朝到着しました。
Img_1153 Img_1154 Img_1155
我がクラブ「We are Rally car modelers Community」では、3年分のテーマに沿った’赤・青・黄色のラリーカー’を総勢80台あまり展示しました。
Img_1161 Img_1162Img_1165Img_1159
メンバーの最新作も数多く、’赤いラリーカー’ではKENさんオリジナル・ボディによるBMW M3 BASTOSの3台並びが実現しました。歴代シトロエンも華を添えます。日東の往年キットを改造した410ブルーバードやエブロのミニカーを改造したRT55コロナ1600GTは、来訪者の反応がとても良かったです。’青いラリカー’は、スバル軍団が勢揃いしました。
 Img_1158 Img_1157
対象モデルの苦戦が予想された’黄色いラリーカー’ですが、スクラッチ・モデルのスバル・ビビオやエレール製キットがベースとは思えないルノー5ターボ、オリオールの'33Export'カラーが映えるルノー5ターボ・マキシやMGメトロが目を惹きました。
Img_1156
私の作品は?というと’黄色いラリーカー’の新作として進めていたランチア・ストラトスとフィアットX1/9ダラーラについて、一部のパーツが未装着なまま、とりあえず並べる羽目になりました。手前のとくながさんのセアト・コルドバはきちんと作り込まれていますが・・・
Img_1166 Img_1167
’赤いラリーカー’の番外編(?)としては、アルファロメオのグループBプロトタイプ、スプリント6Cを持ち込み、同じキットをベースにとくながさんが製作した実戦用バージョン(右側)との並びが実現しました。プロトタイプのみで終わったモデルゆえ知名度も低く、このバージョン違いに気付く方はいないのでは?と思ったのですが、極少数の超然マニア(失礼しました!)の方に激しく刺さりました。こういったモデルを作れるのも1/43の醍醐味ですね。

3年振りに開催された今年のホビーフォーラムは、コロナの影響によりショップの出店が少なく、全体的に来訪者も例年に比べると少なかったのですが、出展ブースの各クラブの皆様と久しぶりにリアルにお会いし、とても盛り上がりました。そのため、他のクラブの展示を撮影する暇も無く、終了時刻となってしまいましたが、本当に楽しい1日を過ごす事が出来ました。
イベントの開催にご尽力頂いた関係者の皆様には、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

イベント終了後、クラブのメンバーで反省会&来年のテーマについてミーティングを行い、来年は「Martini対Rothmans」に決定しました。
最近1/12スケールのキットがイタレリから発売されたランチア・デルタを筆頭とする’Martiniカラー’のラリーカーとタバコ・スポンサー規制の影響で陰を潜めてしまった’Rothmansカラー’のラリーカーを多数並べる予定です。来年こそは実現可能な計画を立てて製作に励みたいと思いますので、ご期待(?)下さい。





2022年1月10日 (月)

あけましておめでとうございます&43新年会

もう年明けから10日あまりが過ぎてしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。拙いブログではありますが、本年もよろしくお願いいたします。
巷ではオミクロン株の感染拡大で、またしても不穏な空気になっておりますが、自粛や在宅勤務を最大限活用して、今年も製作に励みたいと思います。そんな中ですが、第六派の到来前にと先日8日の土曜日に、都内某所で43仲間の新年会が開催されました。
Img_0111Img_0114Img_0119 
食事会の前にはまず、新作のお披露目です。アレザンのマセラッティ・ボーラは、多才な精力派モデラーのせーろくさんの作品です。フェラーリやACエースのオープンカーは、上田の師匠や小出さんの作品で、ダッシュ・ボードや内装の仕上げが決まっています。皆さん、本当に上手い!
Img_0125 Img_0126 Img_0127
湘南の’バイヤー’であるNさんは迫力のポルシェを2台、超絶モデラーの大場さんはマセラティとナスカーを持ち込まれました。中でもナスカーのウインドウ廻りの美しい納まりには驚きました。
Img_0115_20220111004501 Img_0117
そして、敢えて茨の道にチャレンジする櫻井さんは、FDSのオールド・フィアットに仕掛かり中です。なんとも珍妙なモデルで、完成が楽しみですね。その他、画像を撮り忘れてしまったモデルも多数ありましたが、皆さんの作品を見てとても刺激を受けました。

お披露目の後は、美味しいお寿司と日本酒を堪能して、今年の目標(!)なども発表し、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
今年こそは世の中が落ち着いて、こういった会合が気兼ねなく開催出来るようになることを切に願います。

Img_0173
新年会に向けて作業を進めていたサーブ99ターボは、色々トラブルがあって結局間に合わなかったのですが、この3連休中にようやく完成しました。詳細は後程アップいたします。


 

2021年12月12日 (日)

43 忘年会

新たな変異株の脅威はあるものの、コロナ・ウイルス感染者数が落ち着いている間にと昨日、都内某所で43モデラーの忘年会が開催されました。
Img_0050 Img_0052 Img_0054
美味しい料理とワインを頂きながら43談義で盛り上がり、久々に’日常’を楽しみました。オーナーシェフのS様、幹事のN様、ありがとうございました。
Img_0045 Img_0047 Img_0041 Img_0043
今回は食事がメインでしたが、43ゴルフ部でもご一緒している’アニキ’と’デモさん’が製作中のモデルを持参されました。プロバンスのアバルト、ここまで徹底的に手を入れているのには驚きです。渋いオールド・フェラーリも堪りませんね。
Img_0018_20211213003301 Img_0064
私も英気を養ったので、今日はC3 WRCとお手付き43モデルを一気にクリア掛けしました。詳細はあらためてアップいたします。

 

2020年9月28日 (月)

2020秋 43オフ会

今更ですが、9/20の日曜日に南青山の某所で行われた「43オフ会」の様子をアップします。今回は初参加の方を含めて9名がそれぞれ新作を持ち寄って集まりました。
Img_2195
Img_2196 Img_2201_20200928213901
まずはオールド・アメリカン群です。2枚目の画像左側の鶯色のハドソン・ホーネットは、なんとあのアレナのキットです。新旧ナスカーも堪りませんね。
Img_2202 Img_2206 Img_2204_20200928215401
オールド・フェラーリやマセラッティは正に大人の世界です。フル・ディテール・キットもコロナ禍における時間の過ごし方には最適ですね!?
Img_2198 Img_2200
そして拘りのアストンマーチン。どれも素晴らしいクオリティで脱帽です。
Img_2205 Img_2207
大ベテランYさんの渋いカンナムとGT40、そして今回の幹事Nさん作のラリーカー、フォード・エスコートMKⅠのロンドン・メキシコ・マラソン優勝車です。
このほか、画像を撮りきれなかった作品を含めて、本当に素晴らしい出来栄えのモデルが並びました。私はといえば、コロナ禍に乗じてバタバタと完成させたラリーカーを多数持ち込みましたが、クオリティの低さに反省すると共に皆さんの作品から大いに刺激を受けました。
オフ会を企画されたNさん、そして場所を提供して頂いたSさん、本当にありがとうございました。

Wrc_20200928225401
ところで先々週の週末には、WRCの第5戦ラリー・トルコが開催されました。今年のWRCはコロナ・ウイルス感染防止のため、スケジュールや開催場所が大幅に見直されて8戦の予定でしたが、結局ラリー・ドイツが中止となり7戦で選手権を争うこととなりました。
瓦礫と猛烈なダストの悪路で開催されたラリー・トルコは、波乱の展開となりました。ラリー初日は、ヒュンダイのティエリー・ヌービルとスポット参戦のセバスチャン・ローブ(!)様がリードし、一時はローブがトップに立ちました。ローブは今シーズン、モンテカルロ以来の参戦で、コ・ドライバーのダニエル・エレナの重量ハンディ(!)があるにも関わらず、現役トップ・ドライバーと遜色の無い走りを見せて驚かせました。正にラリーの神様ですね!
その後は、追い上げてきたトヨタのセバスチャン・オジェとヌービルのバトルが展開されましたが、ラリー最終日に両者共にトラブルとパンクに見舞われて後退、オジェはリタイアとなり、変わって大きなトラブルに見舞われなかったトヨタのエルフィン・エバンスが浮上し、見事優勝を飾りました。 これでエバンスは今シーズン2勝目、選手権リーダーとなりました。
残るはラリー・イタリア・サルディニアと急遽WRCに昇格したベルギーのラリー・イプルーのみとなりましたが、来シーズンに向けての勢いとして、トヨタのダブル・タイトル獲得を期待しましょう。

2020年3月20日 (金)

43フレンチ・オフ 2020

今日は恒例の43フレンチ・オフ会に参加してきました。コロナ・ウイルス感染予防のため、各種イベントの自粛が続いていますが、限られた人数での会合であることから予定通り開催されました。
場所はいつもの大井町で、美味しい料理とワインで模型談義も盛り上がり、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。幹事のY様、ありがとうございました。
料理の画像は撮り忘れましたが、皆さんが持ち寄った素晴らしい作品を紹介します。
Img_1356 Img_1361 
まずは映画で話題のGT40です。大ベテランY様の2台は劇中のMKⅡとガルフ・カラーのマシーン、 ライバルであるフェラーリP330と共にキャロル・シェルビーやケン・マイルズのフィギュアまで再現した作品は、敏腕ブローカーことN様の手によるものです。どれもマシーンの完成度が非常に高く、正にフォード愛に溢れる作品です。 こういった話題のモデルを自分の手で作って再現することは、モデラー冥利に尽きますね。
Img_1355 Img_1358
最近の43モデラー界で密かなブームなのはナスカーです。マクドナルドの全面スポンサーカラーが魅力的なこのモデルは、待望のモデラー復帰をなされたKAZ様の作品です。細部までディテールに拘った素晴らしいモデルで、ブランクをまったく感じさせない仕上がりです。
Img_1360 Img_1359
このポルシェ935は巨匠K様の作品です。ベースはルネッサンスのキットだそうですが、あのキットからは想像出来ない繊細な仕上がりには本当に驚かされました。

その他にも素晴らしい作品が多数ありましたが、話に夢中で画像を撮り忘れてしまいました・・・最近のオークション事情やモデラー”あるある”、そして珍キットや貴重なキットのお披露目など話題は尽きず、時間を忘れて盛り上がりました。また、模型製作に対するモチベーションも上がりましたので、私も頑張って作っていきたいと思います。

2018年11月12日 (月)

ホビーフォーラム2018 終了

昨日は、恒例の「ホビーフォーラム2018」が横浜大桟橋ホールで開催され、我がクラブ「We are Rally car modelers Community」も展示に参加しました。たくさんの皆様にご来場いただき、ありがとうございました。
Imgp8094
今年のクラブのテーマは「グループBマシーン」。WRCにおいては、1982年から1986年のわずか5年間のみ施行されたトップ・カテゴリーですが、魅力的なモンスター・マシーン達が数々の伝説を作ったことから未だその人気は衰えず、カテゴリー廃止から30年以上が経過した近年になってからも「NISSAN 240RS」や「TOYOTA CELICA TA64」、「OPEL MANTA 400」そして「AUDI SPORTS QUATTRO S1」のインジェクション・キットが発売されています。
我がクラブの展示でも上記モデルを組んだ最新作のほか、各種ガレージ・キットを組んだ旧作も一同に並べて展示しました。
Imgp8091
Imgp8095
「AUDI SPORTS QUATTRO S1」は、最新作のテストショットとクラブ・メンバーのスクラッチしたモデルを並べてみました。
Imgp8092
今年は1/43の作品も多く、オペル・コルサのプロトタイプやタルボ・サンバなど珍車のモデルも並びました。

我がクラブ以外の展示については、既に各所で紹介されているので、個人的に気になったものをアップしてみます。
Imgp8067
Imgp8068
「オートモデラーの集い」でお世話になっている日産モデルカー・クラブのブースには、WRCモロッコ・ラリーで大転倒したシェカ・メッタの240Zが忠実に再現されたモデルが展示されていました。ベースはタミヤの1/12キットで、その迫力と破損箇所のディテールには、恐れ入りました。
Imgp8080
また、我がクラブのメンバーがスクラッチしたトヨタ・スターレットKP61をラリー仕様から市販車仕様に改造したモデルも展示されていました。こうするとベース・モデルの素晴らしさが、より強調されますね。

会場には本当に沢山の魅力的なモデルが並んでおり、大いに刺激を受けることが出来ました。イベントの企画・運営に携わった皆様、本当にありがとうございました。
イベント終了後のミーティングで来年のクラブ・テーマは「グループA&Nマシーン」に決定しました。最近、仕事がかなりバタバタしておりますが、時間を作って製作に励みたいと思います。






2018年11月 4日 (日)

ホビーフォーラム2018

ここのところ、模型製作は牛歩状態でブログの更新も滞っておりますが、モデルカーの祭典「ホビーフォーラム2018」が11/11の日曜日に横浜大桟橋ホールで開催されます。
http://www.hobbyforum.jp/
私も"We are Rally car Modelers Community"の一員としてクラブ展示に参加します。イベントではクラブの作品展示のほか、モデルカー・ショップの出店が多数あり、会場限定のモデルや掘り出し物もありますので、モデルカーに興味のある方は是非、お越し下さい。
Imgp8047
Imgp8048
Imgp8049
模型製作についてですが、ROTHMANS仕様のマンタは、ボディとシャーシの合体まで進み、後は細かいパーツの取付けを残すのみとなりましたので、何とか間に合いそうです。
因みにホイールは、フロントがANDREWS仕様のキットに入っていた5本スポーク、リアはアレナのフェラーリ308GTBから流用したホイールを履かせてみました。
Imgp8059
Imgp8062
その他として、ROTHMANS繋がりで手を付けていた1/24および1/43のルノー5ターボがこんな状態です。1/43はミニ・レーシングのキットで、ボディは大体仕上がりましたが、内装はこれからです。
1/24は、タミヤのキットにレジ・モデルのデカールを貼ったもので、ボディのクリア&コンパウンド掛けまで終わったものの、こちらはまだまだ作業が残っています。

あと1週間、出来るだけ頑張ります・・・

2018年2月 4日 (日)

オートモデラーの集いin横浜2018 ②

昨日に引き続き、イベントの様子をアップします。
Imgp7139
Imgp7104
Imgp7097
43モデルを通してお付き合いさせて頂いている方のフル・スクラッチの43モデルです。中でもアルファロメオTZは、ボディを真鍮版から叩き出した逸品でした。
Imgp7096
Imgp7100
Imgp7101
そして驚愕のモデルはこれです。1円玉や5円玉との比較で判る通り、とてつもなく小さなモデルです。しかも細かいエッチング・パーツを組み立てたもので、車種は軍用車両のようですが、虫眼鏡で見ても私には何だか解りませんでした。こういったパーツの製作技術は、とんでもない域に達しているのですね・・・
Imgp7107
Imgp7109
Imgp7111
そして3Dプリンター出力によるポルシェのターボ・エンジンです。その密度には本当に驚かされましたが、塗装が大変そうですね・・・
こういった最新技術を駆使した作品も多数展示されていました。
Imgp7123
Imgp7124
Imgp7129
普通(!)のモデルに戻ります。こちらのブースは、BMW愛に溢れるモデルが多数展示されていました。特にM1は、ロード・バージョンを含めて徹底的に手の入ったモデルが6台も並んでいました。
あのエッシー/レベルの難物キットをフル・オープンにして、この完成度に仕上げるには、相当の技量と愛が無いと出来ませんね。特に1982年ツール・ド・コルス出場車は、ライト点灯のギミックまで盛り込まれており、本当に欲しくなってしまいました。
Imgp7162
実車への愛と言えば、このロードスター群には本当に驚きました。作者にお話しを伺ったところ、上の赤・青・黄色のモデルは、タミヤのキットが発売される前にフル・スクラッチしたものだそうで、キットと見分けがつかない素晴らしい仕上がりでした。そして、何より驚いたのは・・・
Imgp7160
Imgp7161
タミヤのキットを組み立てたモデルは、右下のスイッチを押すと幌が開いたり・・・
Imgp7167
Imgp7166
Imgp7165
Imgp7163
メタル・トップは、実車と同様の動きでルーフがトランクに収納されてしまいました。幌は傘の生地を流用し、メタル・トップの駆動はモーター1個だそうですが、このギミックには本当に恐れ入りました。
Imgp7106
Imgp7122
そのほか、シムカ・ラリー3のチョロ・キューなどというレアなモデルも発見しました。製作された方にはお会い出来なかったのですが、個人的に一番刺さった1台でした。

会場には、まだまだ素晴らしいモデルがたくさん並んでいましたが、既にブログ等でアップされていますので、私のレポートはこの辺で終わりにします。
因みに我が’WRC’のメンバーは、KENさん、目黒さん、清水さんが参加し、KENさんは渾身のフォーカスWRCを展示しましたが、私はホビーフォーラムから目新しい完成品がないので、今回は見学のみとしました。
また、夕方に所用があったため途中で退場しましたが、製作意欲を刺激するとても楽しいイベントでした。主催者の皆様、本当にありがとうございました。





2018年2月 3日 (土)

オートモデラーの集いin横浜2018 ①

今日は日産横浜工場のゲストホールで行われた「オートモデラーの集いin横浜2018」を覗いてきました。
Imgp7112
このイベントは、2012年に同所でプレ開催されて以来、毎年行われているカーモデルに限定した展示会で、内容は「ホビーフォーラム」のような物販ブースやクラブ単位限定の展示会では無く、個人が持ち寄った作品を中心に、テーブルに並べてモデラー同士が語り合うという、’作る人’が主役のアットホームなイベントです。
会場には様々なスケール、そしてジャンルのカーモデルが数百台、所狭しと並べられました。
Imgp7168
まず目を惹いたのは、ラリーカーを中心とした素晴らしいジオラマ群です。
Imgp7079
Imgp7082_3
Imgp7083
泥濘を走破するサファリ、砂埃のサンレモ、そして雪のモンテなど、WRCの代表的なシーンを行くマシーンが迫力満点のジオラマです。ライト点灯のギミックと共にモデルの仕上がりも素晴らしく、思わず見入ってしまいました。
ラリーカーを作ることで精一杯の私など、足元にも及びませんね・・・
Imgp7077
Imgp7078
ラリーシーンのほか、かつての愛車であったランチア・デルタ・インテグラーレ16Ⅴのスキーバージョンや’街の遊撃手’ジェミニの街角ショットなど、懐かしいロードカーのジオラマも楽しめました。
Imgp7088
Imgp7089
イベントの主催者であり、会場も無料で提供していただいた「日産テクノ・モデラーズ・クラブ」では、1985年の全日本ラリーのチャンピオンとなったフェアレディ300ZXのモデルが展示されていました。日産の技術者モデラーの作品ゆえ、エンジンまで完璧に再現されており、その完成度の高さに痺れました。
Imgp7134
Imgp7138
同じブースには、レーシング・ドライバーと共にジャーナリストとしても著名なポール・フレールの愛車BMW2002tiをハセガワのキットをベースに製作したモデルもありました。当然、エンジンも再現されており、品の良い塗装と共にオーラを発揮していました。
Imgp7117
Imgp7113
Imgp7114
Imgp7118
プロモデラーの北澤さんの作品も多数展示されており、正にそのプロの技には感銘を受けました。新旧スーパーカーのコラボもモデル・カーならではですね。
Imgp7141
Imgp7143
一方で、70~80年代の国産旧車のモデルは、当時のキットを丁寧に仕上げて時代を感じさせない完成度になっており、正にモデル・カー作りのお手本となるモデルでした。

そのほか、魅力的なモデルがまだまだ沢山ありましたので、明日にでもあらためて紹介いたします。

より以前の記事一覧