2024 オートモデラーの集いin横浜
今日は日産エンジンミュージアムで開催された「オートモデラーの集いin横浜」に参加しました。
会場内には20台あまりの展示台が並べられ、多種多様なモデルカーがずらりと並びました。
先日のホビーフォーラムから日数が経っていないので、私はようやく完成させたロスマンズ・ポルシェなどでお茶を濁しましたが、クラブのメンバーは新作を持ち寄りました。
まずは三重県伊勢市から遠征されたKさんの240RSとS110シルビアのサファリ仕様です。日産ミュージアムでのイベントに合わせて2台を仕上げて来られましたが、どちらも車幅詰めなどの大加工を施してプロポーションを整え、自作パーツ&デカール満載の素晴らしい作品でした。
’3Dの魔術師’KENさんは、スーパーデルタのフロント・セクション&エンジンを今朝出力して持ち込まれました。その拘りのクオリティには正に驚くばかりです。
カッコいいマットカラーの306マキシとローブ特別仕様のDS3は、メグさんの作品です。DS3、本来なら私が作らないといけないモデルですね・・・
超マニアックなラリー車が得意のTさんは、サニートラックのグループB仕様とフジミのエンスージアスト・モデルを組んだ911フラット・ノーズを展示されました。
そして所用で参加の遅れたYさんが、最新作のストラトスや037ラリー、エスコートRS1800を持ち込まれました。ハセガワのストラトスと私の作ったレーシング43のストラトスを並べてみましたが、プローポーションは大差無い気がしました。
今回は日産の創業90年を記念して、日産車のモデルが多数展示されていました。シーマや歴代スカイライン、フェアレディZなどの往年の名車をはじめとして、かなりマニアックな車種、そして貴重なキットを組んだり加工したモデルなど素晴らしい作品が多数並んでいました。
画像のオースターやスタンザのキットがかつてあったことにはとても驚きました。
そんな中でも特に目を惹いたのは、プレセアとラシーンです。プレセアって確かサニーベースの上級仕様だったと思うのですが、これをモデル化される方がいるとは本当に驚きでした。ベースはインプレッサのキットだそうですが、そのクオリティも驚愕です。
そしてラシーンは、オリジナル・データを作成して3Dプリンターで出力したモデルだそうです。これもインジェクション・キットと見紛う出来で、正にモデルカーの新しい時代を感じさせられる作品でした。
因みにラシーンの作者は、ケンメリのワゴンやエスカルゴ(!)、パオやマーチ・スーパーターボも出展されていました。エスカルゴとパオは3Dプリンター、マーチ・スーパーターボはゴルフのキットがベースだそうです。どれも本当に素晴らしいモデルで、思わず見入ってしまいました。
その他、市販されなかった事が本当に残念なMID4や様々なボディ・バリエーションが話題となったEXAなど、古き良き時代の日産車のモデルが目を惹きました。
日産車以外で気になったのは、フルスクラッチの三菱コルト1100、ストラトス・ゼロなどのベルトーネのコンセプト・モデル、そして最新WRカーなどでした。
展示方法では、私と同じように同じ車をスケール違いで並べているモデラーがいらっしゃいました。ただし、モデルのクオリティは私とは格段に違いますが・・・
「オートモデラーの集いin横浜」、ホビーフォーラムとは違ったモデラーに特化したイベントなので、とても刺激的で楽しい時間を過ごす事が出来ました。主催者の皆様、本当にありがとうございました。