Alfetta GT 50 Years Anniversary
24日の日曜日は、大磯ロングビーチで行われた’Alfa Romeo Giulietta 70 Years Anniversary&Alfetta GT 50 Years Anniversary'に参加してきました。
このイベントは、湘南ヒストリックカークラブ’SHCC'のミーティングに合わせて企画され、幹事のO様からお声がけ頂き参加しました。
会場には早朝から沢山のジュリエッタ・スプリントやスパイダー、そしてアルフェッタGTやアルファ75が集まりました。
個人的に一番好きな斜め後ろからの眺めです・・・参加台数はアルフェッタGTが3台、GTVが2台、GTV6が1台、アルファ75が3台とちょっと少なめでしたが、その分オーナーの方々とじっくり話すことが出来ました。
赤いGTは、30年以上乗られているその道では有名な方のクルマです。バンパーレスで室内はロール・ケージが組まれており、エンジンやデフにも徹底的に手が入っているそうです。
シルバーのモデルはGTVで、Cピラーに’GTV’のロゴが入り、バンパーにはオーバーライダーが付くなど細部がGTと異なっています。
左のシルバーのモデルは私と同じ初期型のGT、右のシルバーのモデルはGTVです。バンパーとグリルが違いますね。
この赤のモデルはGTVの最終モデルです。バンパーやディテールが樹脂製に変更されており、隣のGTV6と共通点が多いです。因みにGTV6は遠路関西から来られていました。
お約束のエンジン・ルームお披露目です。赤いGTのエンジンには特注チタン製タコ足が・・・熱対策でバッテリーはリアに移設したそうです。
シルバーのGTVのエンジンは、オーバーホールしたばかりだそうでピカピカです。エンジンルームは綺麗な方が断然整備しやすそうですね。
最終型のGTVは、エアクリーナーや補記類の配置がGTと違い、排気側からのホットエアの導管も追加されています。アルフェッタの4気筒エンジンはエンジン・オイル量が多く、結構オーバークールでオーバーヒートの心配は少ないそうです。油断は禁物ですが・・・
なお、このクルマは伊藤忠ではなく、日英自動車が正規輸入した稀少なモデルだそうです。因みにオーナーは私と同じ千葉県内の方で、アルフェッタを4台乗り継いでおり、この他にスッド・スプリントも所有されているそうです。近隣の整備工場など、貴重な情報を頂きました。
GTV6の名機6気筒エンジンです。エンジン本体は思いの外大きくて補記類がエンジン上に乗っているため、ボンネットはデルタ16Vのように盛り上がっています。このエンジン・ルームはメンテナンスがちょっと大変そうですね・・・
シルバーのGTのボンネットに乗っているのは、オーナーの若手デザイナーの方が作ったペーパークラフトです。欲しい!!!
アルファ75も只者ではありません。ブリスターフェンダーが勇ましいツーリングカー仕様、堪りませんね。
ところで、今回のイベントのメインは’SHCC’主催によるジムカーナです。参加車は他のイベントではあまり見ない、渋い車種が勢揃いしていました。
戦う仏車、アルピーヌA110とドーフィン・ゴルディーニ!リアの踏ん張りが堪りません。
ジュリエッタTIも参戦します。アバルトではなくジャンニーニ!渋い!!
日産旧車勢は定番のハコスカやフェアレディZなどではなく、チェリーX1Rや310TSサニーが激走します。
コンテッサ900、堪りませんね。
英国車で一番刺さったのは、ミニベースのキットカーであるGTM。往路の小田原厚木道路から会場まで、ずっと後ろを走っていたのですが、何というクルマか判らず、思わずオーナーに声を掛けてしまいました。
そしてこの手のイベントで楽しみなのは、来場者のクルマ達です。駐車場にはなんとアルフェッタ・ターボデルタが!!!
400台限定のホモロゲ・モデルが日本にあったのですね。感激しました。
そして、アルフェッタの兄弟車である116系ジュリエッタも!どちらも本会場でオーナーとお会い出来たらもっと良かったのですが・・・
ランチア・ベータ・モンテカルロ!!!憧れのクルマなのですが、今は売り物が無いですね・・・因みにこのクルマのオーナーは、私がデルタに乗っていた頃からの知人です。今回のイベントには、クルマ趣味仲間が大勢来られていました。
残念ながら画像はありませんが、ジムカーナ会場では、歴史的名車達が全開アタックをする姿を見ることが出来て、本当に楽しい至福の時を過ごしました。
そして、アルフェッタ・オーナーの方々とも直接お会いして様々な情報を伺う事が出来て、とても有意義なイベントになりました。
企画頂いた幹事の皆様には、改めて感謝申し上げます。