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実車イベント

2024年11月27日 (水)

Alfetta GT 50 Years Anniversary

24日の日曜日は、大磯ロングビーチで行われた’Alfa Romeo Giulietta 70 Years Anniversary&Alfetta GT 50 Years Anniversary'に参加してきました。
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このイベントは、湘南ヒストリックカークラブ’SHCC'のミーティングに合わせて企画され、幹事のO様からお声がけ頂き参加しました。
会場には早朝から沢山のジュリエッタ・スプリントやスパイダー、そしてアルフェッタGTやアルファ75が集まりました。
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個人的に一番好きな斜め後ろからの眺めです・・・参加台数はアルフェッタGTが3台、GTVが2台、GTV6が1台、アルファ75が3台とちょっと少なめでしたが、その分オーナーの方々とじっくり話すことが出来ました。
赤いGTは、30年以上乗られているその道では有名な方のクルマです。バンパーレスで室内はロール・ケージが組まれており、エンジンやデフにも徹底的に手が入っているそうです。
シルバーのモデルはGTVで、Cピラーに’GTV’のロゴが入り、バンパーにはオーバーライダーが付くなど細部がGTと異なっています。
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左のシルバーのモデルは私と同じ初期型のGT、右のシルバーのモデルはGTVです。バンパーとグリルが違いますね。
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この赤のモデルはGTVの最終モデルです。バンパーやディテールが樹脂製に変更されており、隣のGTV6と共通点が多いです。因みにGTV6は遠路関西から来られていました。
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お約束のエンジン・ルームお披露目です。赤いGTのエンジンには特注チタン製タコ足が・・・熱対策でバッテリーはリアに移設したそうです。
シルバーのGTVのエンジンは、オーバーホールしたばかりだそうでピカピカです。エンジンルームは綺麗な方が断然整備しやすそうですね。
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最終型のGTVは、エアクリーナーや補記類の配置がGTと違い、排気側からのホットエアの導管も追加されています。アルフェッタの4気筒エンジンはエンジン・オイル量が多く、結構オーバークールでオーバーヒートの心配は少ないそうです。油断は禁物ですが・・・
なお、このクルマは伊藤忠ではなく、日英自動車が正規輸入した稀少なモデルだそうです。因みにオーナーは私と同じ千葉県内の方で、アルフェッタを4台乗り継いでおり、この他にスッド・スプリントも所有されているそうです。近隣の整備工場など、貴重な情報を頂きました。
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GTV6の名機6気筒エンジンです。エンジン本体は思いの外大きくて補記類がエンジン上に乗っているため、ボンネットはデルタ16Vのように盛り上がっています。このエンジン・ルームはメンテナンスがちょっと大変そうですね・・・
シルバーのGTのボンネットに乗っているのは、オーナーの若手デザイナーの方が作ったペーパークラフトです。欲しい!!!
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アルファ75も只者ではありません。ブリスターフェンダーが勇ましいツーリングカー仕様、堪りませんね。

ところで、今回のイベントのメインは’SHCC’主催によるジムカーナです。参加車は他のイベントではあまり見ない、渋い車種が勢揃いしていました。
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戦う仏車、アルピーヌA110とドーフィン・ゴルディーニ!リアの踏ん張りが堪りません。
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ジュリエッタTIも参戦します。アバルトではなくジャンニーニ!渋い!!
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日産旧車勢は定番のハコスカやフェアレディZなどではなく、チェリーX1Rや310TSサニーが激走します。
コンテッサ900、堪りませんね。
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英国車で一番刺さったのは、ミニベースのキットカーであるGTM。往路の小田原厚木道路から会場まで、ずっと後ろを走っていたのですが、何というクルマか判らず、思わずオーナーに声を掛けてしまいました。
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そしてこの手のイベントで楽しみなのは、来場者のクルマ達です。駐車場にはなんとアルフェッタ・ターボデルタが!!!
400台限定のホモロゲ・モデルが日本にあったのですね。感激しました。
そして、アルフェッタの兄弟車である116系ジュリエッタも!どちらも本会場でオーナーとお会い出来たらもっと良かったのですが・・・
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ランチア・ベータ・モンテカルロ!!!憧れのクルマなのですが、今は売り物が無いですね・・・因みにこのクルマのオーナーは、私がデルタに乗っていた頃からの知人です。今回のイベントには、クルマ趣味仲間が大勢来られていました。

残念ながら画像はありませんが、ジムカーナ会場では、歴史的名車達が全開アタックをする姿を見ることが出来て、本当に楽しい至福の時を過ごしました。
そして、アルフェッタ・オーナーの方々とも直接お会いして様々な情報を伺う事が出来て、とても有意義なイベントになりました。
企画頂いた幹事の皆様には、改めて感謝申し上げます。

2024年8月28日 (水)

河口湖自動車博物館 訪問

台風接近に伴い、不安定な天気が続いていますが、8月最後の休日だった昨日、アルフェッタで初のロング・ドライブにチャレンジしました。
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目的地は8月限定開館中の「河口湖自動車博物館」です。首都高速の渋滞を避けるため、早朝4時過ぎに自宅を出発したのですが、なんと土砂降りの雨・・・行くのをやめようかと思いましたが、もうクルマが濡れてしまったのでそのまま首都高三郷IC~中央道へ。念のため窓に塗っていた撥水剤の効果もあり、ノンビリとした動きが不安なワイパーでも支障なく走れました。
幸い、雨は都内に入ると小雨になり、中央道はほとんど降っていなかったので、途中のPAで休憩&クルマの水滴をとりながらゆっくりと向かいましたが、平日ゆえ都心を出ると交通量は極めて少なく、河口湖ICには6時半頃に到着してしまったので、ファミレスでゆっくり朝食を取り、9時過ぎに現地に到着しました。
博物館は8月のみの営業のため、土休日は駐車場が大変混雑したそうですが、流石に平日のこの時間はガラガラで、博物館入口正面にクルマを止めてまずは記念撮影です。
因みにこの博物館には学生時代に数回来たのですが、もう40年近く前のことなので展示物の記憶が全く残っていません・・・
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開館の時間まで建物外をブラブラしてみましたが、博物館入口にはフライング・フェザーが鎮座していました。また、2台のいすゞ車はなんとFor Sale!117クーペは量産初期型の丸目4灯で、ジウジアーロの流麗なデザインはアルフェッタにも通じますね。
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ようやく10時になったのでまずは自動車館に入館です。順路に従っていくと自動車黎明期のメルセデスやフォード、プジョー等がメーカーごとに整理・展示されていました。MGやブガッティの戦前レーサー・モデルもあります。どのクルマも素晴らしいコンディションで、惚れ惚れしますね。
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ブガッティ・アトランティーク・クーペ?!これはレプリカだと思いますが、実車が見れるなんて驚きです。ヒトラー時代の象徴、ベンツ540Kはグロッサー770Kのパーツと共に荘厳なオーラを発揮していました。
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オールド・イタリアンは、ランチア・ラムダやアプリリア、そしてギアがデザインしたアルファロメオのコンバーチブルが目を惹きました。
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シトロエンは渋いカラーリングのトラクシオンアバン7CVと6気筒の15CV、そしてただの2CVかと思いましたが・・・
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なんと4WDのサハラでした。さりげなくポップな人形が乗っていますが、そのシートの下には剥き出しのガソリン・タンクが・・・
やはりこの博物館の収蔵品は侮れませんね。
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国産勢はカラフルなDatsunが並びます。欧州車にも負けない色使いが素敵ですね。
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レーシングカーの展示は少ないですが、GT-Rは高橋国光が50勝目を達成した実車だそうです。アルピーヌA110ラリー仕様の横にはパナールが鎮座しています。
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スーパーカーの展示も抜かりありません。16気筒のチゼータ、懐かしいですね。F50を見るとデビュー当時、新婚旅行で行ったマラネロの街中を猛スピードで走っていた姿を思い出しました。
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クルマ趣味的には遠い存在のフルサイズ・アメリカンですが、このキャデラック・エルドラドはV8、8リッターエンジンながら、なんとFFでチェーン駆動だそうです。車内を確認すると確かにセンタートンネルがありませんでした。

約40年振りの再訪問でしたが、当時の展示物については何も思い出せず、正に初見の気持ちで大いに楽しむ事が出来ました。

続いて同じ敷地内にある飛行館に向いました。
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館内には太平洋戦争時の主力戦闘機であった零戦やハヤブサが復元・展示されていました。
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栄12型エンジンも間近で見る事が出来て、当時の技術者の情熱を感じられました。
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一方で人間爆弾’桜花’を吊して敵艦隊に挑んだ一式陸上攻撃機22型には、複雑な思いが沸きました。先日、知覧にも行ってますので・・・
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今回の展示の目玉はこの艦上偵察機「彩雲」です。2000年にトラック諸島で発見され、その後復元作業を行って胴体部分および18気筒のエンジン(誉)が公開されていました。ジュラルミン剥き出しのボディや簡素な機内を見ると当時の苦労が偲ばれます。こんな飛行機で高度6,000mを600km/hで飛行していたとは驚きですね。
自動車館に比べて飛行館の方が来館者が多くて盛況でしたが、歴史的工業製品の保存というよりも、あの戦争の遺構という意義の方が大きいと感じました。

河口湖自動車博物館、個人のコレクションにも関わらず、これだけの内容とクオリティに改めて驚かされましたが、末永く(出来れば発展的に)運営が続くことを祈っております。











2024年6月 4日 (火)

シトロエン奥日光オフ会&WRC 2024 Sardegna

もう6月になってしまいましたね・・・模型製作とブログ更新が滞っておりますが、先週末はシトロエン仲間と奥日光に1泊ツーリングに行ってきました。
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6/1の土曜日、待合せ場所の東北道大谷パーキングでは、シトロエンDSが目印です。渋いカラーリングとお尻が堪りませんね。
今回はDSが2台、C5ツアラーが1台、C6が2台、そして私のC4クーペの合計6台が参加しました。
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その後は、中禅寺湖畔までいろは坂を一気に登って、遊覧船に乗ったり華厳の滝ではない景勝地に立ち寄り、夕刻にはホテルに無事到着しました。いろは坂は標高が高く、登りもキツいのでDS勢がちょっと心配でしたが、何ら問題無く登り切りました。私は先頭を走っていたので、ルームミラーには映画のシーンのようなDSの華麗な走りが映っていました。
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翌6/2の日曜日は生憎の雨模様でしたが、戦場ヶ原や千手ヶ浜を巡る低公害バスに乗り、奥日光の自然を満喫しました。そして土砂降りの雨の中、帰路につきましたが、幸い各車共に大きなトラブルは無く、無事に帰り着くことが出来ました。
今度は気候の良い時期に企画したいと思います。参加された皆様、お疲れ様でした。

一方、先週末にはWRC第6戦イタリア・サルディニアが開催されました。
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路面コンディションの変化が激しかった今戦では、ポイント・ランキング上位のヌービルとフルモーがデイ・リタイアを期し、エバンスもペースが上がらない中、スポット参戦のオジェが燻銀の走りでリードし、2位のタナックとの差をコントロールしながら6.2秒差で最終SSを迎えました。
その距離わずか7.1Kmの最終パワーステージでは、この差がひっくり返るとは誰も思っていなかったのですが、なんとオジェがSS途中でパンクしてタイムロスしてしまい、タナックから6.4秒遅れとなり、最終順位も0.2秒差でタナックに優勝が転がり込みました。
この結果の背景には、今シーズンから始まった’スーパー・サンデー・ポイント’が少なからず影響していると思います。土曜日を首位で終えたオジェは、あくまでも優勝を目標としていたので、日曜日はタナックとのタイム差をコントロールしながら無理せずに走っていました。
一方でヒョンデ勢は、少しでもポイントを稼ぐために日曜日も全車フル・アタックしており、この作戦が勝利に繋がりました。
白熱するポイント争いは、土曜日にデイ・リタイアしたものの日曜日に復帰したヌービルがサンデー・ポイントとパワーステージ・ポイントを手堅く獲得し、ドライバーズ・ポイントのリードを着実に広げました。また、マニュファクチャラーズ・ポイントについても日曜日に稼いだヒョンデがトヨタとの差を広げる結果となりました。
新ルールは、日曜日の競技が盛り上がるのでとても良いと思いますが、チームやドライバーは戦術を考えなければなりませんね・・・





2024年4月13日 (土)

オートモービルカウンシル2024

4月に入って新しい職場で月曜日定休、休日出勤の生活が始まり、少し戸惑っていますが、今日はせーろくさんと「オートモービルカウンシル2024」に行ってきました。
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今年は先日亡くなったマルチェロ・ガンディーニを偲び、会場入口には代表作であるランボルギーニ・エスパーダ、ミウラ、カウンタック、ランチア・ストラトス、そしてディーノ308GT4が展示されていました。
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また、三菱のブースでは、やはり先日亡くなった篠塚建次郎氏が1991年のWRCコートジボワールで優勝を飾ったギャランVR4や2001年のランエボⅥが展示されていました。
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会場内では例年通り、垂涎のスーパーカーが展示販売されていましたが、365BBは5,980万円也、ランボルギーニ・イスレロは7,000万円也、
マセラティ・セブリングは3,200万円也など・・・浮世離れしたお値段でした。ジャガーXK120の1,017万円が安く感じてしまいますね。
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国産勢も箱スカやS30Zなどは相変わらずの高値で、あきれて画像を撮り忘れましたが、R31スカイラインGTS-Rがなんと1,800万円で売られていました。画像のトヨタ800は1,200万円、珍しいクラウンのコンバーチブルも1,200万円とトヨタ勢も頑張っています。
レアな日産車としては、’蔵出し’のマーチ・スーパーターボが現状で660万円でした。当時のオプション設定であったニスモ・カラーを纏った貴重な車ですが、ここから再生するのは大変ですね・・・
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アメリカン・マッスル系はダッジ・チャレンジャーやシボレー・カマロRS、AMCイーグル・ワゴン、そして極上のGr.4仕様のパンテーラなどが展示されていました。
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普段滅多に見る事のない英国ブランドの出展があるのもこのイベントの特徴ですが、今年はブリストルが4台展示されていました。渋いブリティッシュ・グリーンの406と410、ヘタウマっぽい微妙なデザインが当時の英国車らしいですね。
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高騰著しいポルシェ911は、いじり倒したレース仕様で1,600万円、オリジナルの911Sは3,300万円もします。全く手の届かない車になってしまいました・・・現行タイプのロスマンズ仕様がありましたが、何か変ですね。これを見ると昔の911が欲しくなってしまいますが・・・
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現実味の無い車ばかり見ても仕方がないので、旧いアルファロメオを覗いてみましたが、ジュリア・スプリントが900万円、モントリオールが1,480万円・・・お話になりません・・・
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こういうのを探してました!いざ、商談(?)っと思ったのですが、なんと売約済み・・・前期型のアルファスッド・スプリント、珍しいカラーで車全体の佇まいも良く、グッド・コンディションです。因みにお値段を尋ねたところ528万円だったそうです。ちょっと高いとは思いますが、このコンディションでちゃんと走るなら・・・残念ながら縁がありませんでしたね。

「オートモービルカウンシル」、今年も普段接することのない貴重な車を多数見学することが出来て目の保養になりました。ただ、ちょっと気になったのは、展示販売車数が減った印象を受けたことです。あまりにも価格が高騰してしまい、投資マーケットが動かなくなっているのかもしれませんね。一方で、かなり丁寧にレストアを施された車も多いので、価格が落ち着くことを期待しております。

















2024年2月18日 (日)

WRC 2024 Sweden&モーニングクルーズ&CCJ関東地区ミーティング

ブログの更新をサボっているうちに今週末はWRC第2戦スウェーデンが開催されました。
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今戦はトップドライバーがトラブルにより相次いで後退したことから、ヒョンデのエサペッカ・ラッピが6年振りに優勝を飾りました。
WRCカレンダーでは唯一のスノーラリーであるこのラリーは、雪と氷に覆われたスウェーデンらしいステージで行われました。今シーズン、スポット参戦となったトヨタのロバンペラの走りに注目が集まりましたが、金曜日のSS4でタナックと共にクラッシュ、デイ・リタイアとなってしまいました。
その後はヌービルもエンジン・トラブルでタイム・コントロールに遅れて後退し、トップ争いは走行順に恵まれたラッピと勝田の争いとなりました。一時は勝田がトップに立ち、トヨタ陣営は盛り上がりましたが、残念ながら土曜日にコースオフ、デイ・リタイアとなって初優勝の夢は潰えました。これでトップのラッピを追うのは、Mスポーツのフルモーと出走順の不利を挽回してきたエバンスとなり、後続とのタイム差をコントロールしながら走ったラッピが、久々の勝利を獲得しました。また、フルモーも堅実な走りを続けて3位となり、自身初の表彰台となりました。
優勝候補が序盤で消える大波乱のラリーでしたが、総合トップ5以下は全てラリー2マシーンとなり、ステージによってはラリー2がラリー1のタイムを上回る珍しい展開となりました。本来であれば、トップ・スピードの高いスウェーデンではマシーンのパワーの影響が大きく出るはずなのですが、スタッドによって削られた路面がシャーベット状になり、ラリー1マシーンのパワーを奪う結果となったようです。
それにしてもMスポーツのフルモーは良く頑張ったと思います。フルモーはチーム内での評判がすこぶる良いそうで、予算規模が少ないサテライト・チームが、このように上位に食い込むのは痛快ですね。今後の活躍にも期待したいところです。

ところで、模型製作についてはボチボチ進めているのですが、ブログのアップが追いつきません・・・そんな中、今日は朝から実車のイベントをハシゴしてきました。
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まずは朝一で東雲のオートバックスで開催されたモーニングクルーズを覗いてきました。今回のテーマは「1980年代以前のヨーロッパ車」ということで、駐車場は懐かしの名車で埋め尽くされていました。
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今回、参加の多かったのは英国車です。フラッグシップのロールス・ロイス&ベントレー、各種ジャガー、そしてオースチンやMG、トライアンフ等のオープン・モデルが並んでいました。ビッグ・ヒーレーのお尻、堪りませんね。
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そして80年代のツーリングカー選手権を席巻したフォード・シエラ・コスワースRS500も参加していました。当時は不細工な車だなあ・・・などと思っておりましたが、改めて見るとカッコいいですね!
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ドイツ車勢は、BMW3.0CSLやBMWイセッタが目を惹きました。3.0CSLのカラーリング、本当に美しくて惚れ惚れしますね。
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我がフランス勢は、アルピーヌA310の初期型やA110のグループ4仕様がエランの隣に並んでいました。なお、シトロエンは後述するイベントと重なったからか、アミ8やGS、DSが数台のみ参加していました。
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イタリア車は、意外にもフェラーリやランボ、マセラッティは皆無で、各種アルファロメオが参加していました。大好きなアルフェッタは後期型の2.0GTV、そしてこういったイベントでも珍しいスッド・スプリントが2台で並んでいました。スッド・スプリントのディテールは、80年代っぽいちょっとチープな材質ですがデザインは秀逸です・・・これ、欲しいですね。
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そして、今回の一押しはこのボルボPV544です。アマゾンやP1800はイベントで結構見かけますが、PV544は初見でした。かつてサファリ・ラリーで優勝したこともあるこの車、正に釘付けとなりました。

多種多様な車に会えた本当に楽しいイベントでしたが、やはり見る側ではなくて参加する側になりたいですね・・・

東雲の後は、埼玉県行田市の「古代蓮の里公園」で開催されたシトロエン・クラブ・ジャパン関東地区のミーティングに参加しました。
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因みにこの会場は、映画「翔んで埼玉2」の舞台となった’田圃アートを見るためだけに作られた展望台’のある公園です。今日は天候に恵まれたこともあり、恐らく100台以上のシトロエンが集まって駐車場を埋め尽くしました。
会場では様々なシトロエンを眺めたり、オーナー様のご好意で乗せて頂いたりして楽しい時間を過ごしました。
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イベント最後の締めは、長年仕事でお世話になっている方がレストア中のいすゞ117クーペを見学させて頂きました。この方のお住まいが行田市であることから、シトロエンのイベント後に自宅にお伺いする流れとなりました。
車は1979年式のXG(DOHCエンジン搭載)で、内外装のレストアを進めている状況です。自走は可能なので、敷地内でほんの少しだけ運転させて頂きましたが、ボディの小ささに驚いたと共にアクセルやミッション、ハンドルの感触をとても懐かしく感じました。
それにしても117クーペのシルエットは美しいですね。特にトランク廻りのプレス・ラインには惚れ惚れします。

以上、今日は正に旧車三昧の1日でした。そして、今後の車趣味をどうするか考えさせられる1日でもありました。

2023年12月10日 (日)

ホビーフォーラム2023&モーニングクルーズ

ラリージャパン以来、またしてもご無沙汰してしまいましたが、11月後半は12/3に開催されたホビーフォーラムに向けて必死に製作しておりました。当日は製作していたモデルを何とか形にして持ち込み、1日楽しく過ごしましたが、モデラー仲間との話が弾みすぎて全く画像を撮っておらず、ホビーフォーラムの様子をブログにアップ出来ませんでした。
イベント開催から1週間が経ってしまいましたが、クラブのメンバーが撮影していた画像を頂いたので、遅ればせながら当日の展示の様子をアップします。
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今年のクラブのテーマは’Martini&Rothmans’。メンバーによる数々の力作が所狭しと並びました。Martiniはほとんどがランチアでしたが、フォーカスやポルシェ911サファリも展示されました。037やデルタS4、各種デルタも多数出展されましたが、中でも目を惹いたのは、KENさんが3Dプリンターでボディを製作したスーパーデルタです。各種パーツのディテールも凄まじく、正に驚愕の作品でした。3Dプリンター、模型界における革命ですね。
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’赤Martini’も3台並びましたが、真ん中のECVはメグさんの力作です。あのキットを短時間で仕上げられたスキルに驚かされました。
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私はというと数々のお手付きの中で、1/24&1/43のランチア・デルタHF4WDを何とか形にして展示しました。この2台については10月中旬から着手し、ブログに製作過程をアップする余裕も無いまま突貫で製作し、結局ミラーやマッドフラップが未完の状態で持ち込んだのですが、1/24のモデルの方は珍しいキットだと思いますので、詳細は後ほどアップします。

残念ながら画像はありませんが、我がクラブ以外の展示も素晴らしい作品が目白押しで、リアル開催のイベントを大いに堪能しました。そして久しぶりにお会いした多数のモデラーの皆様と模型談義に明け暮れて、あっという間にイベント終了時刻となりました。
その後、クラブのメンバーで恒例のミーティングを行い、来年に向けたテーマを相談したのですが、今年のテーマ’Martini’でメンバー皆がランチアが大好きなことを再認識しましたので、来年のクラブ・テーマは素直に’Lancia’に決定しました。
私自身もランチア車のキット・ストックは膨大にありますので、来年こそは計画的に製作を進めたいと思います・・・って毎年この時期は同じ台詞を語っているのですが・・・
ただ、ちょっと気になったのは、イベント終了時に来年のホビーフォーラム開催予定日のアナウンスが事務局から無かったことです。今年の会場の様子は以前に比べるとショップの出店がかなり減っており、来場者数そのものも減っている印象でした。一方で、大陸系のバイヤー紛いの方は見受けられず、本当に模型好きの方が来場されているイベントだったと思いますので、来年以降も継続することを切に望みます。

イベント終了後は、落ち着いて未完のモデルを完成させてブログにアップしようと思っているのですが、やはり気が抜けてますね。昨年のような長期スランプに陥らないようにしたいと思います。
そんな中、今朝は昨年の1月以来久しぶりに代官山T-SITEで行われたモーニングクルーズを覗いてきました。
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今回のテーマは’赤い車’。スッキリとした青空の下、駐車場には新旧織り交ぜた多種多様な’赤い車’が集っていました。イメージ的には赤いフェラーリが沢山集まっているのかなと思っていたのですがフェラーリは数える程で、サーブ93カブリオーレなどの珍車や名車が並んでいました。
因みに私の車も’赤’なのですが、イベント告知に気付いた時には事前参加受付が終了しており、一般駐車場の方に車を止めて見学しました。
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参加車の中心はやはりイタ車で、中でもジュリア・スパイダーは4台も参加していました。新旧アルファの並びもこのイベントならではですね。フェラーリの内の1台は、なんとディーノ208GT4でした!
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国産勢も新旧名車の珍しい並びが実現しました。パルサーGTI-R、久しぶりに見ましたが、結構カッコ良いですね。
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歴代のセリカの中では注目度が低いRA40セリカも参加していました。GT RALLYのストライプ、懐かしいですね。
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そして、こんなバブルカーも佇んでいました。

少し早起きしての都心ドライブ、楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。


 

2023年10月16日 (月)

アロン・フランセ車山 2023

昨日はシトロエン仲間に誘われて車山高原で行われた’アロン・フランセ車山’に行ってきました。
以前は’フレンチ・ブルー・ミーティング’として同会場でフランス車の祭典が行われていましたが、コロナの影響で2020・2021年はオンライン開催となり、昨年は500台限定のリアル・イベントとして再開されたもののイベントの運営等が見直されることとなり、今年は’アロン・フランセ車山’として開催されました。
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天候は生憎の雨模様でしたが、駐車場には新旧織り交ぜた様々なフランス車が続々と集まってきました。なお、今年はシトロエン2CVの生誕75周年ということで、専用駐車場が設けられていました。
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会場の中央に設けられた本部前では、まず各種2CVの展示が行われていました。この中で出色だったのは前後にエンジンを搭載した4WDの’2CVサハラ’です。その摩訶不思議な機構には驚愕しましたが、座席の下にガソリンタンクがそのまま置かれているのにも驚きました。
なお、この後走行シーンもお披露目されました。
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今回のメイン・イベントである2CVによるパレードには、オーナー様のご好意によりこの車に同乗させて頂きました。因みにこの2CVは1960年式のタイプAZLなので、その後のモデルとは細部のディテールがかなり違います。フロント・ドアは前開きの後ヒンジであり、ウインカー類もご覧の通りで、何よりも驚いたのはハンドルや計器類が極限までシンプルな事です。ハンドルはパイプを丸く曲げて溶接した物がそのまま付いており、正面の計器は電圧計のみ!スピードメーターは左端窓下にあるのですが、そのメーターとワイパーが連動していて車が動くとワイパーも動くという極めて合理的(!)な作りです。この車にオジサン4人で乗車して、パレードに参加しました。
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パレードはイベント会場から山道を下って小休止後、駐車場に戻る1km程度のコースでしたが、100台以上の2CVが連なって走る様は正に圧巻でした。しかしながら、425ccにオジサン4名乗車はさすがに厳しく、途中の坂でスタックしてしまい、クルマを降りて押す羽目になりましたが、それを含めてとても楽しい時間でした。
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2CVパレードの他、本部前では名車のオーナーにインタビューするコーナーが催され、お約束のA110やA310V6、ドーフィンなどの名車が披露されました。因みにこのA110は、1973年のWRCツールドコルスで2位に入賞したヒストリーを持つ本物のワークスカーだそうです。
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会場内の駐車場には普段見ることの出来ない名車や珍車が数多くありました。2CVの発展型であるシトロエン・アミも多数参加しており、その珍妙なデザインをじっくり観察することが出来ました。また、完璧なコンディションのA310前期型も佇んでいました。フロントの6連ライト、堪りませんね!
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そして、恐らく日本に1台しかない’ルネ・ボネ・ジェット’です。オーナー様のご好意で細部まで見せて頂きましたが、60年前の車とは思えないコンディションと素晴らしいデザインに惚れ惚れしました。正に’お宝’ですね。

久しぶりの車山高原、フランス車を1日堪能してとても楽しく過ごしました。最盛期のフレンチブルーミーティングと比べると参加台数はかなり少なく、協賛ショップもわずかでこじんまりとしたイベントでしたが、個人的には程良い規模感だったと思います。




2023年7月 9日 (日)

CCJ夏のミーティング

もう7月になってしまいましたね。梅雨真っ盛りで不安定な天候が続いておりますが、今日はシトロエン仲間のお誘いを受けて、横須賀の「ソレイユの丘」で行われた「シトロエン・クラブ・ジャパン」のミーティングに参加してきました。
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いきなりクルマのお尻画像で申し訳ありませんが、シトロエンはやはりお尻が肝ですね。会場全体の画像を撮り忘れましたが、天候の影響もあってか参加車は20台程度で、こじんまりとしたイベントでした。
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今回、一番気になったクルマは、このGSパラスです。外観はノーマルですが、フロント下部に何やら吸気口が付いているのでエンジンを見せて頂くと・・・なんとオイルクーラーがエンジンルームの真ん中に鎮座していました。空冷水平対向エンジンをフロントのオーバーハングに搭載しているGSですが、このような大胆なオーバーヒート対策には驚きました。このクルマは点火系もかなり手が入っており、オーナーの並々ならぬ愛情と苦労が感じられました。
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お隣にはGSの最終型であるGSA X3も参加されていました。GSパラスと見比べるとバンパーやドア・ノブ、サイド・ミラー、モール類が樹脂パーツに変更され、窓廻りもメッキモールからゴム押さえとなるなど1970年代の優雅さが失われていますが、変更箇所は前衛的なボディ・デザインに意外とマッチしていて、1980年代っぽくてこれもありだなと感じました。このクルマも素晴らしいコンディションでした。
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GSはあと1台、ベーシックなGSクラブも参加されていました。フラッグシップ・モデルであるDSやCXの陰で地味な印象のGSですが、小さなボディに往年のシトロエンの魅力が全て詰まっており、その素晴らしさを堪能した1日でした。
シトロエンの沼、本当に深いですね。

ところで模型製作ですが、塗装ブースを整備してからは、積極的に作業を進めております。
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ポルシェやストラトスのほか、フェラーリ308GTBにもクリアを掛けてあります。同時進行が10台余りあるので、ブログに掲載する内容やタイミングに悩んでおりますが、徐々にアップしていきたいと思います。

2023年4月16日 (日)

Automobile Council 2023

先週末からモデラー仲間とのイベントが続き、金曜日は43モデラーの飲み会、そして今日はせーろくさんと「オートモービルカウンシル2023」に行ってきました。
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入口ホールからはポルシェやアルピーヌ、フェラーリなど、例年通り名車の数々が見渡せます。まずはアルピーヌのブースで、新旧A110を見比べてみましたが、旧型の車重は現行型の半分以下なのですね。
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日産のブースには、フルレストアされて話題となった、女優の伊藤かずえさんが新車で購入以来、乗り続けているシーマが展示されていました。センターピラーレスのハードトップやドアミラーにまで付いていたワイパーが正にバブル全盛時を彷彿させますね。
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価格高騰の著しい国産旧車ですが、Z432が4000万円、ハコスカGT-Rが3850万円!!!ヨタ8はお値段が書いてなかったので聞いてみたところ、1200万円だそうです・・・ここまでレストア&リビルトすると仕方が無いのでしょうね。
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今回、会場で一番数が多かったのは空冷ポルシェです。4気筒の912や小型バンパーを装着した911S Restmod Rなど珍しいモデルもありましたが、お値段はどれも数千万円・・・埃まみれのオレンジ色の911ターボは意外に安いと思ったら、1人595万円で8人の出資者を募り、これからレストアをするとの事でした。って言うことは、総額4760万円・・・こんなビジネスがあるのですね。
ベースの911ターボは、外装部品は劣化しておらず、新車当時の状態を完璧に維持している所謂「納屋物」のようでしたので、レストアすればかなり価値が上がるのでしょうね。
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そんなポルシェの中で、一番の目玉はこの924カレラGTRです。ただ、説明板が何も無く、スペックや出自もわからなかったのですが、取って付けた様なオーバーフェンダーやスポイラーが堪りませんね。このクルマが好きで、トロンやレコルドの1/43キットを作っている私としては、実車を見れたのが今日の一番の収穫でした。
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ポルシェ以外は、イタリアのスーパーカーも多数展示されていましたが、古き良き時代の英国車も改めて見ると、細部まで凝ったデザインですね。トライアンフTR4は素晴らしいコンディションで、惚れ惚れしました。
それにしても他のクルマの値段があまりにも高いので、Eタイプの2960万円を安く感じてしまいますね・・・
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そして、英国のこの時代の商用車も本当に魅力的ですね。このベッドフォードは、キッチンカーに改造されていましたが、これならお店も流行りそうですね。

今年のオートモービルカウンシルも名車・珍車を間近で見れて、楽しい時間を過ごせました。

話は変わりますが先週末、WRCにおいて悲しい事故が起こってしまいました。
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ヒョンデのレギュラードライバーであるクレイグ・ブリーンが、来週開催されるラリー・クロアチアの事前テスト中の事故で死亡してしまいました・・・昨年のラリージャパンでは、Mスポーツで元気に走る姿を観戦したので、今年も楽しみにしていたのですが本当に残念です。
マシーンの安全性がとても高まっているWRCにおいて、現役のワークス・ドライバーが事故で亡くなったのは、あのトイボネン以来ではないでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。





2023年2月19日 (日)

CCJ関東地区新春ミーティング

もう2月も中旬を過ぎてしまいましたが、未だ模型製作はスランプが続いており、ネタがありません・・・
先週末は芝刈りに行った後、WRCスウェーデンをCSで観戦していましたが、ブログにアップする気力がありませんでした。
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結果は皆さんご承知のとおり、Mスポーツのオィット・タナックが優勝しました。昨シーズン末にヒョンデからMスポーツへ電撃移籍したタナックですが、復帰2戦目にしてしっかり結果を残しました。実質的にサテライトチームであるMスポーツが、トヨタ&ヒョンデのワークス勢を抑えたのは痛快でしたが、ステージ・ベストが1回しか無かったにも関わらず優勝を飾ったタナックは、正にいぶし銀の走りですね。
経験豊富で速いドライバーであれば、チーム体制が脆弱でも勝てることを証明した1戦となりましたが、これもWRCの醍醐味ですね。
一方で、チームオーダーにより順位を入れ替えたヒョンデのヌービルとブリーンですが、最終ステージで順位が戻ってしまい、バツの悪そうな表情をしていたブリーンがとても面白かったです。これもラリーですね。
今シーズンは、タナックが選手権を引っかき回してくれることを楽しみにしております。

ところで今日は、埼玉県行田市の「古代蓮の里」で開催されたシトロエン・クラブ・ジャパンのミーティングに参加して来ました。
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いきなり’クルマのお尻’ばかりですが、シトロエンの魅力は正にこの’お尻’ですね。
画像1枚目左側のXMと2枚目右側のCXは、シトロエン仲間の先輩方の愛車です。今回のミーティングに誘って頂き、ありがとうございました。
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会場には50台を超える新旧シトロエンが集まりましたが、やはりクラシック&ネオ・クラシックに目が惹かれますね。鬼才ガンディーニ最後のデザインであるBXにスポイラーやサイドステップなどをゴテゴテと追加してしまったBX16Vですが、今となっては1980年代の走り屋っぽくて魅力的ですね。
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人気の2CVも「多摩 5」のシングルナンバーや荷室付きの珍車も参加していました。
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今回のイベントで一番目を惹いたのはSMです。白いSMは米国仕様の丸目4灯ですが、ヨーロッパ仕様の角目6灯が主流の中では珍しいですね。
メタリックブルーのSMは正にコンクール・コンディションで、リアにはマセラッティのロゴも付いていました。
そして美しいメタリックグリーンのSMも素晴らしいコンディションで、惚れ惚れしました。細部のディテールもこんなに凝っているのですね。SMはクルマに夢があった時代の魅力が本当に満載ですね。

CCJミーティング、シトロエンの魅力を改めて実感するイベントでした。