銀杏並木&1/43 Lancia Stratos 1975 Scottish No.3 ②完成
先々週の週末にはWRC第8戦ラリー・ラトビアが開催されました。今回、初めてWRCに昇格した本戦は、前戦ポーランドと同様に高速グラベルでのバトルとなり、このようなコースが得意なトヨタのロバンペラが2位以下を引き離して優勝を飾りました。2位には貫禄の走りでオジェが、3位にはヒョンデのタナックが入賞しましたが、最終パワーステージまで3位を走っていた地元の英雄、マールティンシュ・セスクスが後退してしまったのは残念でした。
この結果、マニュファクチャラーズ・ポイントは、ヒョンデとトヨタの差が1ポイントまで縮まり、次戦フィンランドでの戦いが楽しみになってきましたね。
ところで、11/21から開催されるラリー・ジャパンのチケット予約が開始されました。今年も観戦・・・と思っていたのですが、なんと11/23の土曜日に業務が入ってしまい、残念ながら今年は行けそうにありません・・・金曜日の新城ステージあたりのチケットが取れれば、日帰りで行こうかと考えていますが・・・
そんな訳で、ちょっとモチベーションが下がり気味ですが、日曜日は休みを取れたので早朝からアルフェッタで銀杏並木に向いました。
今回はクルマ仲間にはアポを取らずに行ったのですが、現地に到着するとシトロエン仲間から電話が・・・早速合流して、アルフェッタのお披露目&クルマ談義で盛り上がりました。
沿道を歩くと前回も来ていたジュリエッタSSの後ろにシムカやルノーが並んでいます。このシムカは1200Sというスポーツ・クーペで、以前フランス車のイベントに参加していたクルマでした。一方でルノーは8(ユイット)ではなくて10(ディズ)で、初めて見たクルマでした。ルノー10は8の上級車としてオーバーハングを伸ばしたモデルだそうですが、日本でこんな珍車に乗っている方がいるのですね。
それにしてもジュリエッタSSのリア・ビューは美しいですね。ルノー10の後ろにはジュリエッタ・スプリント・ザガートも並んでおり、正にイタリアの宝石を堪能しました。ジュリエッタSZのオーナーからは、レストアされた経緯や当時のレース用ホイールに拘っている事、SZはレプリカが結構出回っている事など興味深い話を伺う事が出来ました。
今回は猛暑の影響からか、前回より台数は少なかったのですが、私の後ろに渋い911ナローがやって来たり、ジュリエッタ・スパイダーやジュニア・ザガートなどアルファロメオの名車が目を惹きました。
あまり長居をすると暑くなって帰れなくなるので、今回は1時間ほどで退散しましたが、涼しくなったらまた朝活をしたいと思います。
模型製作についてですが、製作中のストラトスがもう1台、完成しました。
モデルは1975年のスコティッシュ・ラリー出場車で、GW前にはデカールを貼り終えていたのですが、しばらく放置していたところ、定着の悪かったコ・ドライバー・ネームとリアのチーム・ロゴが剥がれてしまい、手が止まっていました。結局、同仕様のミニカー用デカールをebayで改めて購入し、なんとかリカバリーしました。
数少ない実車画像から、ライトを閉じた状態をチョイスしましたが、初期型のスッキリしたボディやシンプルな塗装と相まって、良い雰囲気に仕上がったと思います。なお、リア・ハッチのルーバーはこんな形状だったようなので、アレナのエッチングを組み込みました。
チェッカーフラッグのストラトスはこれで3台揃いましたので、展示用の3種盛にしておこうと思います。