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2024年6月

2024年6月26日 (水)

Alfa Romeo Alfetta GT ①

突然ですが、本日「終のクルマ」が納車されました。
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実はトランスアクスルのアルファが昔から大好きで、機会があれば乗ってみたいと思っていたのですが、先月、近隣のショップに入庫したとの情報が中古車サイトに掲載されていたので見に行ったところ、思いの外程度が良くてオリジナル度も高かったことから、思い切って買ってしまいました!
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型式は1977年式の1800GT、右ハンドルの伊藤忠ディーラー車で、ダッシュボードには前期型の特徴である分割されたメーターが並び、なんとクーラーも付いています。ステアリングは珍しいオリジナルの3本スポーク、シフトノブは時代を感じさせるウッド、そして懐かしいカセットデッキも付いています。ステアリング奥の速度計は、体感よりも遅いのではと思ったらマイル表示でした。
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内装はすこぶる状態が良く、シートの汚損やヘタリは全くありません。車歴47年で走行距離59,000Kmのこのクルマ、かなり大事にされていたのだと思います。因みにリアの分割窓やフロントの三角窓はこのように開きます。それにしてもアルミ製のドアミラー、堪りませんね!
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エンジン廻りは電装系にしっかり手が入っており、オルタネーターやバッテリーは新しく、点火系もトランジスターが付加されていて、アイドリングは安定しています。下回りを覗き込むとマフラーは交換済みで腐食は無く、ド・ディオンアクスルも状態は良さそうです。
低走行ながら、走るためのメンテナンスをしっかりと受けていた印象です。
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一方で、外装廻りでは塗装の痛みやクラック、擦りキズ等が散見されますが、この時代のアルファの特徴である壊滅的な腐食は幸い無さそうですので、いずれオールペンを検討してみます。カンパニョーロのホイールはガリ傷も無く、とてもカッコ良いです!

今日は購入したショップの倉庫から自宅まで30km程運転してみましたが、クルマ全体がシャキッとしており、特段違和感や不安はありませんでした。また、真夏日の日中でもクーラーが効くことを確認出来ました。
エンジンの印象は低速でも粘りがあり、乗りやすかったです。まだアルファサウンドを楽しむ余裕はありませんでしたが・・・
一方で、ミッションとブレーキは現代のクルマとはかなり違いますね。特にミッションはリアまでのリンケージが長いので、スムーズに操作するには慣れとコツが必要です。あとブレーキはサーボが弱いので、しっかり踏むことと常に安全な車間距離を取る事を再認識しました。

まずはクルマに慣れて、イベントに参加するなど楽しんでいきたいと思います。









2024年6月 4日 (火)

シトロエン奥日光オフ会&WRC 2024 Sardegna

もう6月になってしまいましたね・・・模型製作とブログ更新が滞っておりますが、先週末はシトロエン仲間と奥日光に1泊ツーリングに行ってきました。
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6/1の土曜日、待合せ場所の東北道大谷パーキングでは、シトロエンDSが目印です。渋いカラーリングとお尻が堪りませんね。
今回はDSが2台、C5ツアラーが1台、C6が2台、そして私のC4クーペの合計6台が参加しました。
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その後は、中禅寺湖畔までいろは坂を一気に登って、遊覧船に乗ったり華厳の滝ではない景勝地に立ち寄り、夕刻にはホテルに無事到着しました。いろは坂は標高が高く、登りもキツいのでDS勢がちょっと心配でしたが、何ら問題無く登り切りました。私は先頭を走っていたので、ルームミラーには映画のシーンのようなDSの華麗な走りが映っていました。
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翌6/2の日曜日は生憎の雨模様でしたが、戦場ヶ原や千手ヶ浜を巡る低公害バスに乗り、奥日光の自然を満喫しました。そして土砂降りの雨の中、帰路につきましたが、幸い各車共に大きなトラブルは無く、無事に帰り着くことが出来ました。
今度は気候の良い時期に企画したいと思います。参加された皆様、お疲れ様でした。

一方、先週末にはWRC第6戦イタリア・サルディニアが開催されました。
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路面コンディションの変化が激しかった今戦では、ポイント・ランキング上位のヌービルとフルモーがデイ・リタイアを期し、エバンスもペースが上がらない中、スポット参戦のオジェが燻銀の走りでリードし、2位のタナックとの差をコントロールしながら6.2秒差で最終SSを迎えました。
その距離わずか7.1Kmの最終パワーステージでは、この差がひっくり返るとは誰も思っていなかったのですが、なんとオジェがSS途中でパンクしてタイムロスしてしまい、タナックから6.4秒遅れとなり、最終順位も0.2秒差でタナックに優勝が転がり込みました。
この結果の背景には、今シーズンから始まった’スーパー・サンデー・ポイント’が少なからず影響していると思います。土曜日を首位で終えたオジェは、あくまでも優勝を目標としていたので、日曜日はタナックとのタイム差をコントロールしながら無理せずに走っていました。
一方でヒョンデ勢は、少しでもポイントを稼ぐために日曜日も全車フル・アタックしており、この作戦が勝利に繋がりました。
白熱するポイント争いは、土曜日にデイ・リタイアしたものの日曜日に復帰したヌービルがサンデー・ポイントとパワーステージ・ポイントを手堅く獲得し、ドライバーズ・ポイントのリードを着実に広げました。また、マニュファクチャラーズ・ポイントについても日曜日に稼いだヒョンデがトヨタとの差を広げる結果となりました。
新ルールは、日曜日の競技が盛り上がるのでとても良いと思いますが、チームやドライバーは戦術を考えなければなりませんね・・・





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