WRC 2024 Portugal&1/43 Lancia Stratos 1976 Tour de France No.434 ①
昨日は旅行記をアップしたので触れませんでしたが、先週末はWRC第5戦ラリー・ポルトガルが開催され、前戦クロアチアに続き、オジェが連勝を飾りました。
今戦トヨタは、スポットでオジェとロバンペラ両名が出場し、正に盤石の体制で臨みました。ラリー序盤は出走順の利点もあり、ロバンペラを先頭にオジェ、そして勝田が続き1~3位を独占しましたが、土曜日にはロバンペラと勝田が相次いでクラッシュ、デイリタイアとなってしまいました。その後は、オジェが追いすがるタナックを振り切って、見事優勝を飾りました。因みにオジェは2010年WRC初優勝以来、ポルトガルでは6度目の優勝となりました。40歳のオジェ、まだまだ勝てそうですね!
一方で、ポイント・ランキング2位のエバンスはなかなかペースが上がらず、ペース・ノートを紛失するミスやスピンもあって結局6位に終わり、粘りの走りで3位となりパワーステージのポイントも加算したヌービルに差を広げられてしまいました。今シーズン、トヨタのエースとして臨んでいるエバンスですが、チャンピオンを獲る勢いはありませんね・・・
また、マニュファクチャラーズ・ポイントについても、タナックが2位、ヌービルが3位となってポイントを稼いだヒョンデがトヨタを逆転してしまいました。
今年のポイント・システムは、日曜日の競技が盛り上がるのでとても面白いのですが、今回優勝したオジェよりもサンデー・ポイントやパワーステージ・ポイントを稼いだ2位のタナックの方が獲得ポイントが多くなっており、今後のポイント争いは予測が難しいですね・・・
特にマニュファクチャラーズ・ポイントは、複数のドライバーが出来るだけ多くのポイントを稼ぐ戦略が必須ですので、トヨタは勝田が頑張らないと厳しいですね。今後に期待したいと思います。
肝心の模型製作ですが、GW中は出勤が続き、その後も旅行に行っていたのであまり進捗していませんが、平行作業中のストラトスのうち、3台分のデカールが貼り終わりました。
大きな黒いストラトスは、レーシング43の1/24ビッグ・モデル、小さな黒いストラトスはアレナの1/43、そして手前は先日アップしたレーシング43×アレナの1975年スコティッシュ・ラリー仕様です。
黒い1/43のモデルは、ブルーノ・サビーが1976年のツール・ド・フランスに出場したストラトスです。このボディ形状のモデルはレーシング43には無いので、アレナのキットを素直に組んでいます。なお、実車画像のようなロード・バージョンにするため、ポップ・アップしたライトをジャンク・パーツから切り出して流用しています。
このキットは、かなり昔に買ってストックしていたのでデカールの状態が心配でしたが、発色&材質は良好で特に問題無く貼ることが出来ました。フロントのルーバー部分のデカールは、切り込みを入れてデカール軟化材で馴染ませてあります。
この後は、もう1台デカールを貼ってからまとめてクリア掛けする予定です。