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2024年4月

2024年4月22日 (月)

WRC 2024 Croatia&Lancia Stratos 1975 Scottish No.3 ①

今月から休日出勤、月曜定休なのでブログの更新が月曜日になってしまいました。先週末はWRC第4戦クロアチアが開催され、今度はスポット参戦のセバスチャン・オジェが優勝を飾りました。
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モンテカルロ以来のターマック・イベントの今戦は開催直前まで雨が続き、路面コンディションが心配されましたが結局雨は降らず、金曜日・土曜日は各ドライバー共に大きなトラブルは無く、ターマックが得意なヌービルが首位に立ち、それをエバンス、オジェが追う展開となりました。
そのままヌービルが逃げ切るかと思った最終日ですが、2本目のSS18でヌービルがコースオフして木に衝突しマシーンを破損、エバンスもスピンによりタイムロスし、ヒヤッとする場面はあったものの無事に走りきったオジェが逆転して首位に立ち、自身100回目のポディウムを優勝で獲得しました。それにしてもSS18のコースは難しいステージでしたね。道幅が4m程度しかないうえにインカットによる泥が路面を覆っており、一瞬のミスがリタイアに繋がるような難ステージでした。今シーズン好調のフルモーも、残念ながらこのステージの餌食になってしまいました。
ところで、今シーズンから新たに導入されたポイント・システムである’スーパーサンデー’ですが、今戦は土曜日終了時点での上位勢が日曜日に相次いでトラブルにより後退したため、それをフルに活用したドライバーが続出しました。中でもタナックは、土曜日までの4位と日曜日の2位、そしてパワーステージのポイントも獲得したため、優勝したオジェに迫るポイントとなりました。
このシステム、デイリタイアの再走ドライバーにはチャンスとなり、最終日にタイム差があって順位が固まっている場合でも気が抜けない面白いシステムですが、シーズン終盤のタイトル争いの際には、その計算に悩まされるのでしょうね・・・

模型製作についてですが、多数の平行作業でカオス状態が続いています・・・
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1/43のストラトスは、画像の5台についてボディのベース塗装が終了しました。
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5台のうち、左手前の白/黒のマシーンは、1975年の英国国内ラリーに出場した’チェッカーフラッグ’チームのストラトスです。キットはアレナ製ですが、小粒なボディが好きになれないので、ストックしていたレーシング43のメタルキットにデカールやエッチング・パーツを組み込む予定です。なお、今回はリトラクタブル・ライトを閉じた仕様にするため、ライトを削ってみました。
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ボディについては、筋彫りを深くして下地を整えた後、白/黒に塗り分けました。マスキングはそこそこ上手くいったようです。なお、ホイールはアレナのエッチング、タイヤはレーシング43のグラベル用を装着しています。

ようやくデカールが貼れる状態になりましたが、他の4台もまとめてクリアが掛けられるように進めていきたいと思います。












 

2024年4月13日 (土)

オートモービルカウンシル2024

4月に入って新しい職場で月曜日定休、休日出勤の生活が始まり、少し戸惑っていますが、今日はせーろくさんと「オートモービルカウンシル2024」に行ってきました。
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今年は先日亡くなったマルチェロ・ガンディーニを偲び、会場入口には代表作であるランボルギーニ・エスパーダ、ミウラ、カウンタック、ランチア・ストラトス、そしてディーノ308GT4が展示されていました。
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また、三菱のブースでは、やはり先日亡くなった篠塚建次郎氏が1991年のWRCコートジボワールで優勝を飾ったギャランVR4や2001年のランエボⅥが展示されていました。
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会場内では例年通り、垂涎のスーパーカーが展示販売されていましたが、365BBは5,980万円也、ランボルギーニ・イスレロは7,000万円也、
マセラティ・セブリングは3,200万円也など・・・浮世離れしたお値段でした。ジャガーXK120の1,017万円が安く感じてしまいますね。
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国産勢も箱スカやS30Zなどは相変わらずの高値で、あきれて画像を撮り忘れましたが、R31スカイラインGTS-Rがなんと1,800万円で売られていました。画像のトヨタ800は1,200万円、珍しいクラウンのコンバーチブルも1,200万円とトヨタ勢も頑張っています。
レアな日産車としては、’蔵出し’のマーチ・スーパーターボが現状で660万円でした。当時のオプション設定であったニスモ・カラーを纏った貴重な車ですが、ここから再生するのは大変ですね・・・
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アメリカン・マッスル系はダッジ・チャレンジャーやシボレー・カマロRS、AMCイーグル・ワゴン、そして極上のGr.4仕様のパンテーラなどが展示されていました。
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普段滅多に見る事のない英国ブランドの出展があるのもこのイベントの特徴ですが、今年はブリストルが4台展示されていました。渋いブリティッシュ・グリーンの406と410、ヘタウマっぽい微妙なデザインが当時の英国車らしいですね。
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高騰著しいポルシェ911は、いじり倒したレース仕様で1,600万円、オリジナルの911Sは3,300万円もします。全く手の届かない車になってしまいました・・・現行タイプのロスマンズ仕様がありましたが、何か変ですね。これを見ると昔の911が欲しくなってしまいますが・・・
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現実味の無い車ばかり見ても仕方がないので、旧いアルファロメオを覗いてみましたが、ジュリア・スプリントが900万円、モントリオールが1,480万円・・・お話になりません・・・
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こういうのを探してました!いざ、商談(?)っと思ったのですが、なんと売約済み・・・前期型のアルファスッド・スプリント、珍しいカラーで車全体の佇まいも良く、グッド・コンディションです。因みにお値段を尋ねたところ528万円だったそうです。ちょっと高いとは思いますが、このコンディションでちゃんと走るなら・・・残念ながら縁がありませんでしたね。

「オートモービルカウンシル」、今年も普段接することのない貴重な車を多数見学することが出来て目の保養になりました。ただ、ちょっと気になったのは、展示販売車数が減った印象を受けたことです。あまりにも価格が高騰してしまい、投資マーケットが動かなくなっているのかもしれませんね。一方で、かなり丁寧にレストアを施された車も多いので、価格が落ち着くことを期待しております。

















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