WRC 2024 Croatia&Lancia Stratos 1975 Scottish No.3 ①
今月から休日出勤、月曜定休なのでブログの更新が月曜日になってしまいました。先週末はWRC第4戦クロアチアが開催され、今度はスポット参戦のセバスチャン・オジェが優勝を飾りました。
モンテカルロ以来のターマック・イベントの今戦は開催直前まで雨が続き、路面コンディションが心配されましたが結局雨は降らず、金曜日・土曜日は各ドライバー共に大きなトラブルは無く、ターマックが得意なヌービルが首位に立ち、それをエバンス、オジェが追う展開となりました。
そのままヌービルが逃げ切るかと思った最終日ですが、2本目のSS18でヌービルがコースオフして木に衝突しマシーンを破損、エバンスもスピンによりタイムロスし、ヒヤッとする場面はあったものの無事に走りきったオジェが逆転して首位に立ち、自身100回目のポディウムを優勝で獲得しました。それにしてもSS18のコースは難しいステージでしたね。道幅が4m程度しかないうえにインカットによる泥が路面を覆っており、一瞬のミスがリタイアに繋がるような難ステージでした。今シーズン好調のフルモーも、残念ながらこのステージの餌食になってしまいました。
ところで、今シーズンから新たに導入されたポイント・システムである’スーパーサンデー’ですが、今戦は土曜日終了時点での上位勢が日曜日に相次いでトラブルにより後退したため、それをフルに活用したドライバーが続出しました。中でもタナックは、土曜日までの4位と日曜日の2位、そしてパワーステージのポイントも獲得したため、優勝したオジェに迫るポイントとなりました。
このシステム、デイリタイアの再走ドライバーにはチャンスとなり、最終日にタイム差があって順位が固まっている場合でも気が抜けない面白いシステムですが、シーズン終盤のタイトル争いの際には、その計算に悩まされるのでしょうね・・・
模型製作についてですが、多数の平行作業でカオス状態が続いています・・・
1/43のストラトスは、画像の5台についてボディのベース塗装が終了しました。
5台のうち、左手前の白/黒のマシーンは、1975年の英国国内ラリーに出場した’チェッカーフラッグ’チームのストラトスです。キットはアレナ製ですが、小粒なボディが好きになれないので、ストックしていたレーシング43のメタルキットにデカールやエッチング・パーツを組み込む予定です。なお、今回はリトラクタブル・ライトを閉じた仕様にするため、ライトを削ってみました。
ボディについては、筋彫りを深くして下地を整えた後、白/黒に塗り分けました。マスキングはそこそこ上手くいったようです。なお、ホイールはアレナのエッチング、タイヤはレーシング43のグラベル用を装着しています。
ようやくデカールが貼れる状態になりましたが、他の4台もまとめてクリアが掛けられるように進めていきたいと思います。