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2024年2月

2024年2月27日 (火)

1/24 Porsche 911 SCRS 1985 Tour de France No.2 ⑥完成

私事ですが本日、還暦を迎えてしまいました・・・お陰様で健康には問題無く、実感も無いのですが、今日から60歳です。
仕事についても来月末で定年となり、雇用延長にはなるものの一区切りがつきますが、本音は少し寂しいですね・・・
そんな訳で、これからは今まで以上に(!?)楽しい事に注力したいと思います。

模型製作については、ブログのアップが滞っておりましたが、長らく弄っていた1/24のポルシェ911SCRSがようやく完成しました。
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nunuから’真面’なインジェクション・キットがリリースされているにも関わらず、ルネッサンスの厄介なキットと格闘していたのですが、最後はかなり’やっつけ仕事’になってしまいました。
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エッチングのサイド・ウインドウは、ボディ側のセンターピラーと全く合わなかったので、センターピラーを切り取ってしまいましたが、ドア・パネルのラインとエッチングが合っていません・・・サイド・ミラーはパーツが見当たらなかったので、nunuのキットから流用し、エッチングを埋め込みました。
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エッチングのアンダーガードは唯一の美点ですが、ボディの歪みが激しくて位置決めに難儀しました。素晴らしいディテールの別売ホイール&タイヤには、さかつうのエアバルブを追加して’一点豪華主義’を奢ってみました。
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かなり前に完成させていた1/43の同車とロスマンズ・カラーの911SCを並べて’3種盛’にしてみました。
本来であれば、12月のホビーフォーラムにこの形で展示するつもりだったのですが、持ち前の見通しの甘さから間に合いませんでしたので、今週末の「オートモデラーの集いin横浜」に持ち込みたいと思います。

ところで昨今の円安とインフレの影響で、海外通販のハードルが非常に高くなっておりますが、そんな中でもどうしても欲しくなるレアなキットをebayで見つけてしまい、購入しました。
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モデルはフィアット131レーシングの1979年サンレモ・ラリー出場車です。131アバルトではなく、131レーシングのグループ4仕様で、あのアレナですら製品化していない珍しいモデルで、見つけた時には迷わずクリックしてしまいました。
キットの内容は、レジン製の緩いボディにアレナやスカラ43並みの繊細なエッチング、真鍮線を曲げたロール・ケージ、そして3Dプリンターで出力したホイールやフォグランプなど、正にガレージ・キット然とした内容です。
因みにこの出品者からは、以前タバトンのストラトスのデカールを購入しており、デカールの質は非常に良いので、作るのが楽しみなキットです。こういったレアな代物が手に入るので、海外通販はやめられませんね。

めでたく還暦を迎えましたが、’誰も作らないであろうキット’をこれからもバリバリ作っていきたいと思います。


2024年2月18日 (日)

WRC 2024 Sweden&モーニングクルーズ&CCJ関東地区ミーティング

ブログの更新をサボっているうちに今週末はWRC第2戦スウェーデンが開催されました。
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今戦はトップドライバーがトラブルにより相次いで後退したことから、ヒョンデのエサペッカ・ラッピが6年振りに優勝を飾りました。
WRCカレンダーでは唯一のスノーラリーであるこのラリーは、雪と氷に覆われたスウェーデンらしいステージで行われました。今シーズン、スポット参戦となったトヨタのロバンペラの走りに注目が集まりましたが、金曜日のSS4でタナックと共にクラッシュ、デイ・リタイアとなってしまいました。
その後はヌービルもエンジン・トラブルでタイム・コントロールに遅れて後退し、トップ争いは走行順に恵まれたラッピと勝田の争いとなりました。一時は勝田がトップに立ち、トヨタ陣営は盛り上がりましたが、残念ながら土曜日にコースオフ、デイ・リタイアとなって初優勝の夢は潰えました。これでトップのラッピを追うのは、Mスポーツのフルモーと出走順の不利を挽回してきたエバンスとなり、後続とのタイム差をコントロールしながら走ったラッピが、久々の勝利を獲得しました。また、フルモーも堅実な走りを続けて3位となり、自身初の表彰台となりました。
優勝候補が序盤で消える大波乱のラリーでしたが、総合トップ5以下は全てラリー2マシーンとなり、ステージによってはラリー2がラリー1のタイムを上回る珍しい展開となりました。本来であれば、トップ・スピードの高いスウェーデンではマシーンのパワーの影響が大きく出るはずなのですが、スタッドによって削られた路面がシャーベット状になり、ラリー1マシーンのパワーを奪う結果となったようです。
それにしてもMスポーツのフルモーは良く頑張ったと思います。フルモーはチーム内での評判がすこぶる良いそうで、予算規模が少ないサテライト・チームが、このように上位に食い込むのは痛快ですね。今後の活躍にも期待したいところです。

ところで、模型製作についてはボチボチ進めているのですが、ブログのアップが追いつきません・・・そんな中、今日は朝から実車のイベントをハシゴしてきました。
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まずは朝一で東雲のオートバックスで開催されたモーニングクルーズを覗いてきました。今回のテーマは「1980年代以前のヨーロッパ車」ということで、駐車場は懐かしの名車で埋め尽くされていました。
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今回、参加の多かったのは英国車です。フラッグシップのロールス・ロイス&ベントレー、各種ジャガー、そしてオースチンやMG、トライアンフ等のオープン・モデルが並んでいました。ビッグ・ヒーレーのお尻、堪りませんね。
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そして80年代のツーリングカー選手権を席巻したフォード・シエラ・コスワースRS500も参加していました。当時は不細工な車だなあ・・・などと思っておりましたが、改めて見るとカッコいいですね!
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ドイツ車勢は、BMW3.0CSLやBMWイセッタが目を惹きました。3.0CSLのカラーリング、本当に美しくて惚れ惚れしますね。
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我がフランス勢は、アルピーヌA310の初期型やA110のグループ4仕様がエランの隣に並んでいました。なお、シトロエンは後述するイベントと重なったからか、アミ8やGS、DSが数台のみ参加していました。
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イタリア車は、意外にもフェラーリやランボ、マセラッティは皆無で、各種アルファロメオが参加していました。大好きなアルフェッタは後期型の2.0GTV、そしてこういったイベントでも珍しいスッド・スプリントが2台で並んでいました。スッド・スプリントのディテールは、80年代っぽいちょっとチープな材質ですがデザインは秀逸です・・・これ、欲しいですね。
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そして、今回の一押しはこのボルボPV544です。アマゾンやP1800はイベントで結構見かけますが、PV544は初見でした。かつてサファリ・ラリーで優勝したこともあるこの車、正に釘付けとなりました。

多種多様な車に会えた本当に楽しいイベントでしたが、やはり見る側ではなくて参加する側になりたいですね・・・

東雲の後は、埼玉県行田市の「古代蓮の里公園」で開催されたシトロエン・クラブ・ジャパン関東地区のミーティングに参加しました。
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因みにこの会場は、映画「翔んで埼玉2」の舞台となった’田圃アートを見るためだけに作られた展望台’のある公園です。今日は天候に恵まれたこともあり、恐らく100台以上のシトロエンが集まって駐車場を埋め尽くしました。
会場では様々なシトロエンを眺めたり、オーナー様のご好意で乗せて頂いたりして楽しい時間を過ごしました。
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イベント最後の締めは、長年仕事でお世話になっている方がレストア中のいすゞ117クーペを見学させて頂きました。この方のお住まいが行田市であることから、シトロエンのイベント後に自宅にお伺いする流れとなりました。
車は1979年式のXG(DOHCエンジン搭載)で、内外装のレストアを進めている状況です。自走は可能なので、敷地内でほんの少しだけ運転させて頂きましたが、ボディの小ささに驚いたと共にアクセルやミッション、ハンドルの感触をとても懐かしく感じました。
それにしても117クーペのシルエットは美しいですね。特にトランク廻りのプレス・ラインには惚れ惚れします。

以上、今日は正に旧車三昧の1日でした。そして、今後の車趣味をどうするか考えさせられる1日でもありました。

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