1/24 Porsche 911 SCRS 1985 Tour de France No.2 ⑥完成
私事ですが本日、還暦を迎えてしまいました・・・お陰様で健康には問題無く、実感も無いのですが、今日から60歳です。
仕事についても来月末で定年となり、雇用延長にはなるものの一区切りがつきますが、本音は少し寂しいですね・・・
そんな訳で、これからは今まで以上に(!?)楽しい事に注力したいと思います。
模型製作については、ブログのアップが滞っておりましたが、長らく弄っていた1/24のポルシェ911SCRSがようやく完成しました。
nunuから’真面’なインジェクション・キットがリリースされているにも関わらず、ルネッサンスの厄介なキットと格闘していたのですが、最後はかなり’やっつけ仕事’になってしまいました。
エッチングのサイド・ウインドウは、ボディ側のセンターピラーと全く合わなかったので、センターピラーを切り取ってしまいましたが、ドア・パネルのラインとエッチングが合っていません・・・サイド・ミラーはパーツが見当たらなかったので、nunuのキットから流用し、エッチングを埋め込みました。
エッチングのアンダーガードは唯一の美点ですが、ボディの歪みが激しくて位置決めに難儀しました。素晴らしいディテールの別売ホイール&タイヤには、さかつうのエアバルブを追加して’一点豪華主義’を奢ってみました。
かなり前に完成させていた1/43の同車とロスマンズ・カラーの911SCを並べて’3種盛’にしてみました。
本来であれば、12月のホビーフォーラムにこの形で展示するつもりだったのですが、持ち前の見通しの甘さから間に合いませんでしたので、今週末の「オートモデラーの集いin横浜」に持ち込みたいと思います。
ところで昨今の円安とインフレの影響で、海外通販のハードルが非常に高くなっておりますが、そんな中でもどうしても欲しくなるレアなキットをebayで見つけてしまい、購入しました。
モデルはフィアット131レーシングの1979年サンレモ・ラリー出場車です。131アバルトではなく、131レーシングのグループ4仕様で、あのアレナですら製品化していない珍しいモデルで、見つけた時には迷わずクリックしてしまいました。
キットの内容は、レジン製の緩いボディにアレナやスカラ43並みの繊細なエッチング、真鍮線を曲げたロール・ケージ、そして3Dプリンターで出力したホイールやフォグランプなど、正にガレージ・キット然とした内容です。
因みにこの出品者からは、以前タバトンのストラトスのデカールを購入しており、デカールの質は非常に良いので、作るのが楽しみなキットです。こういったレアな代物が手に入るので、海外通販はやめられませんね。
めでたく還暦を迎えましたが、’誰も作らないであろうキット’をこれからもバリバリ作っていきたいと思います。