1/43 Lancia Stratos 1975 Portugal No.17
終息が見えないコロナ禍とウクライナ侵攻による世界情勢の激変で、気が滅入ってしまいますね・・・1日も早く平穏に戻ることを望みます。
自粛生活も3年目を迎え、自宅で過ごす時間も多いので作業机には結構向かっているのですが、色々なキットに手を付けてしまってブログネタがまとまらず、あっという間に新年度になってしまいました。
そんな中で、昨年末にまとめてクリア掛けしていたモデルの内、最後に残ったストラトスについてアップします。
モデルの仕様は、1975年のWRCポルトガルにジョージア公爵のホルヘ・デ・バグラチオンが出場したマシーンです。バグラチオンのドライブしたストラトスは、既に1979年仕様を作っておりますが、この1975年からスペイン国内ラリーを中心にストラトスでのラリー参戦を開始しました。ところで、ジョージアという国もウクライナと同様に長年ロシアとの紛争が絶えず、民族問題も難しい国のようですね・・・
ベース・キットは、レーシング43のメタル・キット(初期型)です。いきなりボディが塗装されていますが、形状には一切手を加えず、バリを取ったり筋彫りを彫り込んで下地塗装の上、黄色と緑のシンプルなカラーリングに塗り分けて、ebayで見つけたスペイン製のデカールを貼り込みました。
レーシング43のストラトスは、既に40台以上作っているのですが、個人的にはデフォルメの効いた初期型のこのボディ形状が好きです。
因みに今回のデカールは薄くて曲面や段差への追従も良く、発色も良好でとても貼りやすい物でした。ただし、貼付け位置の説明は一切無いので、実車資料が無いと厳しいかもしれません。私も一部のデカールを確認せずに貼ってしまい、デカールをもう1枚買う羽目になりました。
このキットは、素組みでもある程度ディテールが再現されているので、内装はシートベルトを追加した程度です。ストラトスはロール・ケージが無いので楽ですね!
ディテールでちょっと気になる点として、リアのルーバーがメタルの無垢で段が抜けていないことが挙げられますが、今回はアレナのストラトスのエッチング・パーツを流用して置換えました。大きさはほぼピッタリです。
フロントのライト・ポッドは、カバーの無いタイプをジャンク・パーツから探して取付けました。前後のライセンス・プレート枠は、アレナのエッチング・パーツを使用し、マフラー先端部はアルミ・パイプに置換えました。
大した作業はしていないのに完成まで時間が掛ってしまいましたが、かなりレアな仕様のストラトスをコレクションに加えることが出来ました。
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