Ford Escort MKⅠ 1973 RAC Winner 完成

ＷＲＣ第２戦スウェーディッシュは、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが初日からのリードを守って優勝しましたが、２位には伏兵、シトロエンのクレイグ・ブリーンが入るという意外な結果に終わりました。アイルランド出身のＣ・ブリーンが、スノー・ラリーでここまで善戦するとは予想していませんでしたが、Ｃ３ＷＲＣのパフォーマンス向上が証明されましたね。
一方、トヨタ勢とフォード勢ですが、今年のスウェーディッシュは雪が非常に多くて、早いスタート順では雪かきを強いられ、スタッドも効かないことから、両チーム共に序盤で大きく遅れてしまいましたが、最終パワーステージを制したトヨタのエサペッカ・ラッピの速さは本物ですね。
雪かきさえなければ、オット・タナックもステージ・ベストを出していたので、ヤリスＷＲＣ自体に問題がある訳では無さそうです。次戦以降に期待しましょう。
今回のラリーで一番驚いたのはＷＲＣ２において、日本人ドライバーの勝田貴元がクラス優勝を飾ったことです。厳しいコース・コンディションの中、各国の並み居る強豪を抑えて獲得したこの勝利には本当に驚きました。
今後の日本人ドライバーの活躍にも大いに期待したいですね。

次戦のメキシコは、あのセバスチャン・ローブがスポット参戦するというサプライズが待っており、とても楽しみです。今年のＷＲＣも毎戦、目が離せませんね。


模型製作の方ですが、エスコートMKⅠの1973年ＲＡＣラリー優勝車を本家サイトにアップしました。
http://group4rally.car.coocan.jp/page478.html

お暇な時にでも覗いてみて下さい。