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1/24モデルカー製作記

2024年11月13日 (水)

ホビーフォーラム2024&1/43 Lancia Strartos 1977 Safari No.4 ②完成

気が付けばもう11月・・・先月の更新以降、1ヶ月以上が経ってしまいましたが、10月中旬は所用で高知に行ったり、11月初旬は’旧車で行く43ゴルフ’を楽しんだりとバタバタ過ごしていました。
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高知では馬路村にある魚梁瀬森林鉄道の動態保存車両に会ってきました。60年以上前にダム建設のため廃止された魚梁瀬森林鉄道ですが、地元の活性化を目的に車両の復元・動態保存や廃線跡の保存に取り組んでいます。この日は乗車・運転体験をしたり、特別に全車両を車庫から出して並べるなど、スペシャルな見学会となりました。
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折角高知まで来たので、土佐電鉄(とさでん交通)も覗いてきました。土佐電鉄には1年半ほど前に全線乗っているのですが、その時に気になった伊野線の鴨部~朝倉付近の併用軌道区間で撮影を行いました。
この区間は所謂旧道に敷設されており、道路幅員は8m程度しかありません。そのため、軌道内は車の通行が可能で、電車が来ると車が避けたり、一時停止して電車の通過を待つ光景が見られます。また、電停も全て路面に書かれた安全地帯(車内放送では’ノーガード電停’と告知していました。)のみという、正に昭和の路面電車の風情が色濃く残っている区間でした。画像のように交換駅に電車が止まると道路はほぼ塞がっています。
また、走っている電車は私よりも年上!の還暦を過ぎたものがほとんどで、この日もオリジナルの600形や山陽電気軌道から譲り受けた700形・800形が次々とやって来ました。こういった光景もいつまで見られるか判らないので、今回はじっくりと撮影して記録&記憶に残しました。
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土佐電鉄を撮影後、伊野から列車で土讃線~予土線~予讃線経由で松山を目指しました。途中、予土線では「しまんトロッコ号」で四万十川の絶景を楽しみましたが、この路線は全線を直通する列車が1日わずか4往復しか無く、JR四国の厳しい現状を体感しました。
このように’鉄分’の非常に濃い高知訪問となりました。

11月3日文化の日は恒例の’43ゴルフ’。絶好の天気の下、アルフェッタで足利までドライブしました。
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スコアは相変わらずでしたが、天気もコースも素晴らしく、気持ちの良い1日を過ごしました。

そして先週の10日は、待ちに待った’ホビーフォーラム’でした。もっともこんな調子で直前まで過ごしていたので、当然ながら模型製作は捗らず、今回は旧作を中心としたストラトスの’3種盛’を6ケース持ち込みました。
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会場ではモデラー仲間との会話に夢中で画像を撮り忘れてしまったので、クラブのメンバーの画像を拝借しています・・・今年のクラブのテーマは「ランチア」。残念ながら私はストラトスのみでしたが、他のメンバーの各種デルタや037、S4等が多数並びました。
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中でも一番注目を集めていたのは、KENさんの’超スーパーデルタ’です。ボディや内装を含めてほぼ全ての3Dデータを作成し、出力したパーツの精度には驚愕の一言しかありません。特にエンジン廻りの補記類や配管の再現度は凄まじく、その執念と技量には驚くばかりでした。
かつて私も16Vの実車を所有していましたが、こんな構造だから壊れるんだとか、これでは冷却が厳しい訳だなど、正に目から鱗の話を聞けてとても勉強になりました。

最後に出展を目指して製作していたモデルの内、なんとか完成させた1977年サファリ・ラリー仕様のストラトスについてアップします。
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かなり以前にクリア掛けまで終えたものの、その後の作業が滞っていたのですが、このモデルだけは完成させようと思い、なんとか手を動かしました。
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ベースであるレーシング43のビッグ・モデルは、ディテールのエッチング・パーツが充実しているので、基本的にそのまま組んでいます。
キャッチ・ピンやアニマル・バーの取付け部も繊細で実感的に仕上りました。
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キット以外のパーツは、フロント顎下のマット・ガードをハセガワのプラモデルから流用し、アンテナはさかつうのDタイプを使用しています。なお、このキットの欠点であるライトについては、ハウジングにミラーフィニッシュを貼り込み、プラレンズに置き換えてあります。
ドア廻りの細かなパーツも全てキットの部品をそのまま付けていますが、私的にはこれで充分だと思います。
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なんとか完成させたモデルは、以前作った1/43のサファリ・ラリー仕様と一緒に’3種盛’にして展示に臨みました。
会場では’アリタリア・カラー’に惹かれて足を止める方がおりましたが、皆さんハセガワのキットだと思ったそうです。’レーシング43のビッグ・モデルだ’と伝えると驚かれましたが、確かにキットの箱を開けてあのメタルの塊を見たら躊躇しますよね・・・
このキットが発売された頃は、まだハセガワのキットがリリースされておらず、私もやむを得ず1台作ってみたのがきっかけですが、手を動かしてみると意外にパーツの精度は良く、エッチングのディテールも見栄えがする上、プロポーションも悪くないのですっかり気に入って作り続けている次第です。カラーバリエーションも当初から豊富でしたので。
そんな訳でビッグ・モデルのストラトス、これで9台目の完成となりましたが、まだストックが3台ほどあるので、折を見て作りたいと思います。

ホビーフォーラムが終わって、いよいよ今年も終わりが近づいてきましたが、来年のホビーフォーラムに向けたクラブのテーマは、メンバーの嗜好を鑑み「MRもしくはRRのラリー車」に決まりました。
模型製作のモチベーションも少し上がってきましたので、無理せず計画的に進めていきたいと思います・・・って毎年この時期にはそう思うのですが・・・来年こそは頑張ります。

2024年10月 8日 (火)

オースティン 7&物欲報告㉕

もう10月になってしまいました・・・先日、ホビーフォーラム事務局から告知チラシが届きました。
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開催まであと1ヶ月、少なくとも製作中のストラトスは完成させたいと思います。
そんな中、休日はついついクルマに乗ってしまっています。一昨日は久しぶりに日曜休みだったので、早朝から銀杏並木での朝活に向いました。
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今回もシトロエン仲間が素晴らしいコンディションのGSで来られていました。70年代欧州車のお尻のデザインは本当に魅力的ですね。
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今回も’日本でこんなクルマが!’というようなレアなモデルが来ていました。フィアット508Sバリッラ、ナッシュ・メトロポリタン・・・初めて見ました。正に’早起きは三文の得’ですね。
その後は、地元のクルマ仲間の先輩のガレージに伺いました。
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それにしても憧れのガレージですね。良い感じにやれたルノー・キャトルのサービス・バンが似合っています。因みにこのサービス・バンが高速で故障して牽引された話など、話題は尽きません。そして、このガレージの近くに凄いクルマがあるという話を聞いて行ってみると・・・
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1939年型のオースティン 7が鎮座していました。グレードはビッグ7という4ドア・サルーンだそうです。オーナーのお話では、ニュージーランドでレストアされて走っていたクルマを輸入したそうで、車歴85年ながら日本では驚きの新規登録!(3年車検)とのことです。
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柔らかい色のヘッド・ライトの電源は6Vだそうです。トランクには頑丈な鍵が掛かっていますが、中身はスペア・タイヤで一杯です。
インパネ廻りは意外にも現代的で、運転席に座ってみると動かせそうな気がしました。一方で、エンジンは900ccにスケール・アップされているものの車重が500kgくらいあるので、現役時代でも走行性能の評判は今ひとつだったそうです。
今回は急な訪問だったので、同乗走行は叶わなかったのですが、機会があれば乗ってみたいですね。
以上、クラシックカー三昧の休日でした。

ところで、今年はあまり手が動いていない分’物欲’は控えていたのですが、尼崎の名店に注文していたキットが着弾しました。
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ベルキットの1/24オペル・アスコナ400です。数年前にメーカーからリリースのアナウンスがあって以来、個人的に大好きなマシーンなので心待ちにしていたのですが、ようやく発売されました。
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キットの仕様は、1981年のワークス仕様と1982年のWRCチャンピオン、ロスマンズ仕様です。最近、扱いが微妙なロスマンズのデカールは、こっそり別包で入っていました。シートベルト・バックルやブレーキ・ローター等のエッチング・パーツも内包されています。
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製作中のストラトスが気になりつつも早速、仮組みをしてみました。最近のインジェクション・キットは、精度が高いので簡単に組めますね。ボディ形状は良さそうですが、フロントの車高がちょっと高いかな・・・
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リアの車高は良いのですが、やはりフロントはかなり高いですね。ダブル・ウィッシュボーンのフロント・サスペンションは精巧に再現されているので、これを生かしながら車高を下げる方法を考えます。

ベルキットからは、これまでもマンタ400やMGメトロなど、’かゆいところに手が届く’ようなモデルがリリースされてきましたが、このアスコナ400は私にとって正に本命なので、早い内に作りたいと思います。



 

2024年8月20日 (火)

43 夏のオフ会&1/24 Lancia Stratos 1977 Safari No.4 ①

お盆休みは台風が来たり、九州で地震が発生して南海トラフ地震の注意情報が発表され、交通機関に大きな影響が出ましたね。
帰省や旅行で混乱に巻き込まれた皆様、本当にお疲れ様でした・・・大きな災害に至らなくて良かったです。
そんな中、私の職場は夏休みのかき入れ時で連日出勤しておりましたが、8/12の振替え休日は南青山の某所で開催された恒例の’夏の43オフ会’に参加しました。
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まずは場所を提供して頂いた敏腕Sシェフの’大人のフェラーリ達’です。どれも手強いキットのはずですが、料理と同じように情熱と卓越した技術で素晴らしい作品に仕上がっています。
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今回は珍しく1990年代のF1も並びました。やはりこの時代のF1はスマートでカッコいいですね。
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そして完全復活!された43界の重鎮Kazさんのテナリブ、HiFi、そしてバルニーニです。往年の難物キットをこのクオリティで仕上げたKazさんの’43愛’には脱帽です。特にアバルトは私も大好きなクルマで、あのキットがこんなに化けるとは本当に驚きでした。

このように素晴らしいモデルに囲まれ、正に至福の時を過ごしました。企画されたNさん、会場を提供頂いたSシェフ、本当にありがとうございました。

43オフ会で刺激を受け、模型製作のペースも少し上がって来た気がします。多数製作中のストラトスのうち、1/24のモデルもようやくデカールを貼り始めました。
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モデルは1977年のサファリ・ラリー出場車で、私にしては珍しく(?)定番のアリタリア・カラーです。因みにベースはハセガワのプラモデルでは無く、レーシング43のメタル製キットで、デカールはクラブのメンバーに頂いたハセガワの物を使っています。なお、カーナンバーはムナーリのNo.7ではなく、ランピネンのNo.4をチョイスしました。(我ながらへそ曲がりですね・・・)
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実はこのキット、オークションでお手付きのモノを格安で手にいれたのですが、フロントのタイヤ・ハウスやリアのバルク・ヘッドがボディにガッチリ接着され、隙間をポリパテで埋められており、取付け位置の修正や下地処理、そして塗装にとても苦労しました。おまけにボディの重量が500g位になっており、うっかり落としたら大変です・・・
人それぞれ作り方は違うと思うのですが、このキットに関しては目立たない内装部分はパーツ毎に塗装し、少し遊びを持たせて組立てた方が断然作り易いです。
もっとも、内装の黒染めが先に終わっているので、ここから先の作業は早いと思いますが・・・
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先日クリアを掛けた43の2台を含めて、夏の課題として完成を目指したいと思います。








2024年7月 7日 (日)

銀杏並木デビュー&1/24 Lancia Stratos 1981 Montecarlo No.4 完成

今日は日曜休みを取ったので、早朝からアルフェッタに乗って青山に向かいました。
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初めての「銀杏並木」でバタバタしてしまい、自分のクルマを撮るのを忘れてしまいましたが、素晴らしいコンディションの914-6の後ろに止めて仲間入りさせて頂きました。
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周辺では美しいシリーズ2のスパイダーやマルティーニ・カラーを纏った037ラリーのロード・バージョン、宝石のようなジュリエッタSS、そして超珍車のXJSリンクス・イベンターなど、名車が次々にやって来ます。
そんな中で、かつてアルフェッタに乗っていた方にお声掛け頂いたり、様々なクルマのオーナーの方ともクルマ談義に花が咲き、充実した’朝活’となりました。

模型製作についてですが、1/24のメタル製ストラトスも完成しました。
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仕様は1981年のモンテカルロ・ラリーに出場したベルナール・ダルニッシュのマシーンです。従前、シャルドネの青いストラトスを駆っていたダルニッシュですが、スポンサーの関連でこのクルマは黒がベースでした。
キットの構成は、全てのパーツがホワイト・メタル製で総重量は600gもあります。フロントのホイール・ハウスやバルク・ヘッドが別パーツでボディ側に取付けるようになっており、ハセガワのキットのようなシャーシと一体の膨らんだバルク・ヘッドをボディを広げて最後に填め込むという恐怖は体験せずに組めます。
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購入してからかなり時間が経っていたデカールは一部劣化していましたが、ルーバー部分を含めて何とか貼り込む事が出来ました。
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ディテールについては、基本的にキットのパーツをそのまま使っていますが、ポップ・アップしたフロント・ライトは内側にミラーフィニッシュを貼り込み、プラキットのジャンクパーツから流用した透明レンズを取付けています。
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レーシング43のメタル製1/24ストラトスは、これで7台目の完成となりましたが、プラキットとは違った重量感が個人的には好きです。もっともメタル部品の盛大なバリ取り作業には閉口しますが・・・
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最後に展示会等に備えて、先日アップしたブルーノ・サビーのマシーンや以前作った同スポンサーのモデルと共に、黒いストラトスを3台まとめて’3種盛’にしておきました。

































 

 

 

 

 

 

 

2024年2月27日 (火)

1/24 Porsche 911 SCRS 1985 Tour de France No.2 ⑥完成

私事ですが本日、還暦を迎えてしまいました・・・お陰様で健康には問題無く、実感も無いのですが、今日から60歳です。
仕事についても来月末で定年となり、雇用延長にはなるものの一区切りがつきますが、本音は少し寂しいですね・・・
そんな訳で、これからは今まで以上に(!?)楽しい事に注力したいと思います。

模型製作については、ブログのアップが滞っておりましたが、長らく弄っていた1/24のポルシェ911SCRSがようやく完成しました。
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nunuから’真面’なインジェクション・キットがリリースされているにも関わらず、ルネッサンスの厄介なキットと格闘していたのですが、最後はかなり’やっつけ仕事’になってしまいました。
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エッチングのサイド・ウインドウは、ボディ側のセンターピラーと全く合わなかったので、センターピラーを切り取ってしまいましたが、ドア・パネルのラインとエッチングが合っていません・・・サイド・ミラーはパーツが見当たらなかったので、nunuのキットから流用し、エッチングを埋め込みました。
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エッチングのアンダーガードは唯一の美点ですが、ボディの歪みが激しくて位置決めに難儀しました。素晴らしいディテールの別売ホイール&タイヤには、さかつうのエアバルブを追加して’一点豪華主義’を奢ってみました。
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かなり前に完成させていた1/43の同車とロスマンズ・カラーの911SCを並べて’3種盛’にしてみました。
本来であれば、12月のホビーフォーラムにこの形で展示するつもりだったのですが、持ち前の見通しの甘さから間に合いませんでしたので、今週末の「オートモデラーの集いin横浜」に持ち込みたいと思います。

ところで昨今の円安とインフレの影響で、海外通販のハードルが非常に高くなっておりますが、そんな中でもどうしても欲しくなるレアなキットをebayで見つけてしまい、購入しました。
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モデルはフィアット131レーシングの1979年サンレモ・ラリー出場車です。131アバルトではなく、131レーシングのグループ4仕様で、あのアレナですら製品化していない珍しいモデルで、見つけた時には迷わずクリックしてしまいました。
キットの内容は、レジン製の緩いボディにアレナやスカラ43並みの繊細なエッチング、真鍮線を曲げたロール・ケージ、そして3Dプリンターで出力したホイールやフォグランプなど、正にガレージ・キット然とした内容です。
因みにこの出品者からは、以前タバトンのストラトスのデカールを購入しており、デカールの質は非常に良いので、作るのが楽しみなキットです。こういったレアな代物が手に入るので、海外通販はやめられませんね。

めでたく還暦を迎えましたが、’誰も作らないであろうキット’をこれからもバリバリ作っていきたいと思います。


2024年1月28日 (日)

WRC 2024 Montecarlo&1/24 Porsche 911 SCRS 1985 Tour de France No.2 ⑤

今週末は2024年WRC開幕戦、ラリーモンテカルロが開催され、ヒョンデのヌービルが優勝を飾りました。
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今シーズンの各チームは、昨シーズンのチャンピオンであるトヨタのロバンペラがスポット参戦となったり、タナックがMスポーツからヒョンデに移籍するなど、ドライバー陣に動きがありましたが、新たなRallyー1ドライバーはMスポーツのグレゴリー・ムンスターのみとなりました。
トップチームのシートが限られているので仕方が無いとは思いますが、Rallyー2には優秀な若手ドライバーが多数いる中で、ステップ・アップするチャンスが少ないのはちょっと残念ですね。
マシーンについては昨年とほぼ同様ですが、各チーム共にカラーリングが変更されました。特にトヨタはベース色がホワイトからブラックとなり、精悍な装いとなりました。
今年のモンテカルロは全く雪が無いものの、早朝や日陰にはアイスパッチが残る難しいコンディションでした。
ラリーは序盤、トヨタのエバンスとオジェのリードで始まりましたが、ワークス・ノミネート・ドライバーに昇格した期待の勝田貴元はアイスパッチに嵌り、序盤でコースオフを喫してしまいました。
Day2以降は、ペースを上げてきたヌービルがトップに立ち、その後も渾身の走りで追いすがるオジェを振り切って、自身モンテカルロ2勝目を挙げました。
今シーズン、マニュファクチャラーズ・タイトル獲得必達のヒョンデにとって、幸先の良いスタートになりましたね。一方でトヨタ勢はエバンスの失速が気になるところです。そして、折角チャンスをもらった勝田にも頑張ってもらいたいですね。

模型製作については、長らく弄っていたポルシェ911SCRSが、ようやく完成が見えてきました。
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課題であったエンジンは、色々悩まずにキットのパーツでデッチ上げました。エアクリーナーの無い剥き出しのファンネルが迫力満点ですが、果たして実車もこうだったのでしょうか・・・なお、デスビからのプラグコードのみ追加してあります。
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別パーツとなっていたエンジン・フードは、真鍮線でヒンジを追加して開閉可能にしましたが、ヒンジを黒く塗ってしまったので分かり難いですね・・・
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ボディとシャーシを合体しましたが、開口はこんな程度です。もっとヒンジを長くすれば良かったですね・・・なお、リア・ウインドウは、窓枠無して塩ビ板を直貼りする仕様なので調整が大変でしたが、当然ピッタリには仕上がっていません・・・
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色々と厄介なキットでしたが、残るは細かい外装パーツの取付けのみとなりましたので、めげずに完成させたいと思います。





2024年1月14日 (日)

43 新年会&1/24 Porsche 911 SCRS 1985 Tour de France No.2 ④

昨日13日は、恒例の43新年会が新橋の某寿司屋で開催されました。
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宴会の前は、例によって持ち寄った最新作を囲んで話が弾みます。主催者Nさんのフェラーリ355&TVR、せーろくさんのアメリカン・マッスル、南青山のシェフの渋いフェラーリ、いつも清潔感溢れる作風のKさんのコブラなど、多種多様なモデルが並びました。
私も先日完成させた2台のストラトスを持ち込みましたが、このように様々なカテゴリーのモデルを見るとラリーカー以外も作ってみたくなりますね。もっともその余裕はありませんが・・・
この後は旨い魚と酒、そしてお寿司を堪能しました。幹事のN様、ありがとうございました。

昨年(それ以前も!)からのお手付きキットを鋭意片付け中ですが、ホビーフォーラムに向けて作っていた1/24’ロスマンズ’ポルシェ911SCRSがようやく進んできました。
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以前にも記した通り、中々手強いキットでここまで仕上げるのにも苦労しましたが、製作が滞った一番の理由は、テールゲートのデカールを1984年の資料を見て貼ってしまい、シンナー風呂にドボンする羽目になった事です。
結局、デカールも手当が必要となり、ホビーフォーラムまでの完成は諦めてしまったのですが、別売りのタイヤ&ホイールをわざわざ購入しており、このままお蔵入りさせるのは勿体ないので、製作を再開した次第です。
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別売りのタイヤ&ホイールは、3Dプリンター製のアフターパーツで、元キットのグダグダなタイヤ&ホイールと比べるとディテールは雲泥の差です。ただ、タイヤもレジン製で弾力が無いので、接地や車高調整は丁寧にする必要があります。
内装は基本的にキットのパーツをそのまま組んでいますが、エッチングのフットレストや挽物のシフトノブは、ルネッサンスのキットの美点ですね。

残る課題はエンジン廻りなので、諦めずになんとか完成させたいと思います。


2023年4月24日 (月)

1/24 Porsche 911 SCRS 1985 Tour de France No.2 ③

先週末開催されたWRC第4戦クロアチアは、トヨタのエバンスが久しぶりの優勝を飾り、コドライバーのスコット・マーティンは、先日亡くなったクレイグ・ブリーンを優勝で弔う1戦となりました。
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ラリー序盤には、選手権をリードするトヨタのオジェとロバンペラが相次いでホイール破損に見舞われて後退する波乱の展開となり、その後はブリーンの母国アイルランド・カラーを纏ったヒョンデのヌービルがトップに立ちましたが、コースオフ・リタイアしてしまい、最終的には大きなトラブルに見舞われることなく走ったエバンスが優勝し、2位にはMスポーツのタナックが、3位にはヒョンデのラッピが入賞しました。
今戦は亡くなったブリーンのチームメイトの活躍を期待したのですが、残念ながら叶いませんでしたね・・・
何れにしてもブリーンの死を無駄にせず、マシーンの安全対策に万全を期すことを願います。

模型製作についてですが、土曜日は天気が安定していたので、911SCRSをロスマンズ・カラーに塗り分けました。
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ボディ全体については、前週末にホワイト塗装を終えていたので、マスキングしてブルーの部分にフィニッシャーズのブルツ・ブルーを吹付けました。ロスマンズ・ブルーは中々悩ましい色ですが、デカールの色と合わせると個人的にはこの色が一番近いような気がします。
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そのデカールについては、基本的にルネッサンスのデカールを使用する予定ですが、’鮮度の高い’NuNu製プラモデルのデカールも出来るだけ使いたいと思います。
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・・・そのNuNu製プラモデルですが、なぜか同時に仕掛かっております。画像右側のようにボディやシャーシの塗装まで進んでおり、難儀なルネッサンスを諦めて、こちらを素直にロスマンズ・カラーで作る選択肢もあるのですが、別売りデカールを入手済みなので、双方の違いを楽しみながら平行して進めたいと思います。



2023年4月 8日 (土)

1/24 Porsche 911 SCRS 1985 Tour de France No.2 ②

大変ご無沙汰しております。結局、3月中はブログを1度も更新出来ませんでしたが、実は先月の下旬に今更ながらコロナに感染してしまいました・・・巷では様々な規制が緩和され、約3年振りに日常生活が戻ってきたところですが、私的には特に油断していた訳ではなく、感染経路も不明ながら、喉の痛みと軽い発熱で検査を受けたところ、コロナ陽性と告知されました。
幸い、症状は非常に軽くて2日程で症状や発熱は治まり、家族にも感染しなかったのですが、1週間の出勤停止により自宅で過ごしておりました。
そのお陰で(?)模型製作を再開しているのですが、3月下旬ころから天候があまり安定しないことから、屋外での塗装が出来ずに作業が滞っております。
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ボディの摺り合わせが面倒だったルネッサンスの1/24ポルシェ911SCRSですが、ようやく妥協出来るレベルになりました。
開閉可能だったドライバー側のドアは、歪みが激しくて開口部に全く合わなかったので、歪みや窓枠を修正して固定してしまいました。
また、同様に開口部との隙間が酷かったリア・ハッチも何とか耐えられる状態に修正しました。
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リア・ハッチについては、真鍮線でヒンジを自作し、開閉可能にしてみました。この調整も非常に面倒でしたが、一応エンジン・パーツがあるので、ハッチを開けて見えるようにした次第です。
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この段階で、ボディ関連パーツのフィッティングを確認しましたが、リア・ハッチのルーバーは問題無いものの、サイド・ウインドウのエッチングが・・・ドア・サッシが大きくてCピラーの位置に合っていません。エッチングに合わせてボディ側のCピラーを動かすとドア・パネルと合わなくなるので、それは出来ませんね・・・参りました。
ただ、ここで手を止めるとまたしても模型スランプに陥りそうなので、エッチングを切り離して修正するなり、窓枠を自作するなり対処方法を考えようと思います。

ルネッサンス、やはり侮れませんね。めげずに頑張ります。


2023年2月28日 (火)

1/24 Porsche 911 SCRS 1985 Tour de France No.2 ①

昨日2月27日でなんと59歳になってしまいました・・・メッセージを送って頂いた皆様、ありがとうございました。
そんな歳になってしまったのかとちょっとショックを受けていますが、これからも健康第一、遊び最優先で過ごしていきたいと思います。
週末のブログ更新をまたしてもサボってしまいましたが、一昨日は43ゴルフ部の活動日でした。 
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最高の天気の下、スコアはともかく、楽しくラウンドしました。また、ゴルフの師匠Iさんのニューカー、A4クアトロもお披露目されました。
赤いアウディ、存在感抜群ですね!これでメンバーの’赤いクルマ率’が高まりました。皆様、またよろしくお願いいたします。

スランプ中の模型製作ですが、出来の悪いキットを弄っているからモチベーションが上がらないのではと思っております。
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色々、未完のキットがありますが、最近弄っているのがルネッサンスの1/24ポルシェ911SCRSです。今年のクラブのテーマである’マルティーニvsロスマンズ’に合致しているので手をつけ始めたのですが、これが酷いキットで手こずっております・・・
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全体のプロポーションは悪くないのですが、とにかくパーツの合いが悪い!!例によってドライバー側のドアが開く使用になっているのですが、開口部にドアが全く合いません。ここは割り切って固定してしまったのですが、窓枠は歪んでいて寸足らず、ボディ・パネルとの合いも隙間だらけなので、プラ板で埋めてあります。
一方で、このモデルはエンジン付きなので、リア・カウルは開閉させたいのですが極めて合いが悪く、中々妥協出来るレベルにも到達しません・・・
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シャーシや一体成形のロール・ケージについてもかなり歪んでいたので、鍋で煮込んで修正しましたが、これも寸足らずで補修が必須です。
エンジンはディテールのモールドは良さそうなのですが、シャーシへの取付けは難儀そうです。
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タイヤ&ホイールはギリギリ使えそうですが、車高は要調整ですね。この状態にするまでにかなりの労力を要しましたが、ルネッサンスのキットはかなりの難物です・・・デモさんに状況を話したところ、「そんなゴミキットは捨てた方が良い!」と的確なアドバイスを頂いたのですが、エッチング・パーツだけは出来が良くて惜しいのですよね・・・
ここ最近、1/24キットは完成にたどり着いていませんので、もう少し辛抱して頑張りたいと思います。

因みにお手付きキットの状況ですが・・・
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シンナー風呂行きとなったフェラーリ308GTBですが、新たに取り寄せたデカールは、ホワイト・デカールにインクジェットプリンターで印刷された代物で、赤や黄色の色も合っておらず、とても使う気になれません・・・別途、アレナのデカールを購入予定です。
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ロスマンズ・カラーのポルシェは、1/43でも作り始めましたが、デカールの保管状態が悪くてあちこち剥げてしまったのと、リアの大判デカールがボディに全く合わなかったので塗装しなければならず、手が止まっております・・・

そして一番問題の1/24アルフェッタは、改めて見るとあちこち気になってしまい、放置プレイが続いております・・・
明日からはもう3月になってしまいますね。気持ちを改めて、完成を目指したいと思います。



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