1/43 Porsche 911 SC 1981 Orense Rally No.3 完成
もう9月も終わってしまいましたね。先日、今年のホビーフォーラムが12月3日(日)に横浜大桟橋ホールで開催される旨、事務局より案内がありました。例年よりも1ヶ月ほど遅い開催ですが、自分の能力に合わせてあと2ヶ月で完成出来そうなモデルを絞らなければなりませんね。
そんな中ですが、引き続き完成させたモデルをアップしたいと思います。1/24のポルシェ911SCRSと平行で製作していた1/43のポルシェ911SCが先日ようやく完成しました。
ロスマンズ・カラーの911SCは1981年のスペイン選手権に出場したマシーン、アルメラス・チームの911SCは1981年WRCポルトガルに出場したマシーンです。
ロスマンズ・カラーの方は、今年のクラブのテーマに合わせて製作を開始したモデルですが、アルメラス・ポルシェは以前製作したモデルがなぜかボディが黄ばんでしまい、ディテールやデカールにも難があって気になっていたので、デカールのみを購入してボディをシンナー風呂にドボンして、2台同時に作り直していました。因みにキットはどちらもアレナ製です。
ロスマンズ・カラーについては、デカールが一部破損していたのとリアの大判部分はとても貼れるような代物では無かったので、紺色の部分をマスキングして塗装し、赤と金のラインはデカールを刻んで使用しています。
カラーリング以外のデカールも’Rothmanz’の一部ロゴが大きかったり、貼る位置を誤ったりしていますが、完成を優先させてスルーしました。
アルメラスの方は、フェンダー部分の艶消し黒の塗り分けを後回しにしてデカールを貼り込み、2台同時にクリア掛けを行いました。
基本的に2台共キットをストレートに組んでいますが、フロント・バンパーに付くフォグランプのステーは、インセクトピンで固定して精密感と強度を高めてみました。リアのマフラーについても、キットの指示は排気管からダイレクトに排気口のパイプを付ける構造になっていましたが、実車資料を参考にしてアルミ・パイプでチャンバーを追加し、排気口を左右に振り分けました。なお、アルメラスのリア・バンパーは衝撃吸収型に加工し、グラベル仕様のアンダーガードを追加しています。
フロント廻りでは、フォグランプの間のオイルクーラー用の吸気口にメッシュを追加しています。ここに貼ったデカールもサイズが大きかったのですが、そのまま貼ってしまいました。なお、デカールは極小針で突いてメッシュに馴染ませてあります。
リア廻りは、チャンバーとマフラーエンドのアルミ・パイプがアクセントになっています。
アルメラスのポルシェは、ウインドウ廻りに脱落防止のクリップを追加してあります。アレナのキットは、この手のエッチング・パーツが全て内包されているので、気軽にディテール・アップが出来て助かりますね。
同じ車種でもディテールは結構異なっており、その違いを楽しみながら製作しました。クラブのテーマであるロスマンズ・カラーは、1/43の911SCがようやく完成しましたので、1/24の911SCRSも早急に完成させないといけませんね。